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僕の侍女はどこにいるの?
官能リレー小説 - ファンタジー系

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僕の侍女はどこにいるの? 16

マリューカさんはそう言ったが、エリーは少し顔を赤らめている。
「あの・・・中で棒が震えるの・・・」
「ああ、それはね・・・愛液に反応して動くのよ」
よく見ると若干下着が振動しているのが分かる。でもすぐにビシャビシャになっていたエリーの下着だが、これは濡れる様子は無い。流石は淫魔族の服だけはある。
エリーがその上から服を着終わると、僕は全員に向かって言った。
「じゃあ、先に進もう!」

さて、扉の中には何があるんだろう?
エリーが一歩前に出た。
「エリー?大丈夫?」
「見てて。」
言うとエリーは、眼を閉じ、扉にむかって罠を探知する「探罠」の呪文を唱えたんだ。

「・・・・・・・なにも無い見たいね。」
僕の方を振り向いて、言った。

「よし、入ろう。」

僕は取っ手に手を伸ばす。
鍵はかかっていないみたい。おもむろに扉を開けた。
僕たち4人が中に入ってみると、そこには沢山の石像がならんでいたんだ。
部屋の広さは、ちょっとした教室くらいかな?
背丈はほぼ人間の大人くらい。

入ってすぐのところに、2本の剣を持った剣士と思しき男性の像が左右2体ずつ並んでる。

残る大半の石像は人間と思しき女性の像で、セクシーな体型の美人が、露出度の高い鎧を着用して、
いろいろなポーズで並んでる。

何の為の部屋なんだろう??
よく見ると奥にはなにやら、台座のようなものがある。
台座は3つあり、台座にはそれぞれ『剣』『斧』『槍』の形が刻まれていた。
そして、台座のプレートにこんな事が書いてあった。
『剣は斧に強く、斧は槍に強い、槍は剣に勝る。勝者を称えよ』
台座の向こうに扉があって、扉には鍵も取っ手もない。どうやら先に進むのには台座を何とかしなくてはいけないみたいだ・・・

「ジャンケンかしら?」
「3すくみね。」

僕は何かヒントはないかと思って左右を見回した。
でもそこには、様々な美人の像が様々なポーズでたたずんでいた・・・。
僕たちのほうを向いて手を広げる像もあれば、入り口を向いて片膝をついた像もある。
ある像など、女性同士で口付けを交わしているんだ。
本当にこの像たちって何なんだろう?
それぞれはきれいなんだけど、全体としてはなんだか脈絡がない。
共通しているのは、セクシーな体型の美人で、セクシーな鎧に、思い思いの武器を着用していることだけ。

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