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僕の侍女はどこにいるの?
官能リレー小説 - ファンタジー系

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僕の侍女はどこにいるの? 119

巫女の聖なる力で、呪いが消えた後のエネルギーを自己浄化したから2人は妊娠前の力を取り戻したらしいけど、結果として子供を持たせてしまった・・・・。
広い屋敷を、マリューカさんたちのいる別館へ向かう途中で、僕は言った。
「シャーテさん、ユカさん、ごめんなさい。せっかく助けてもらったのに、妊娠させちゃって・・・本当に、本当にごめんなさい。」
僕は深く頭を下げて謝罪した。
「いいえ、なにも謝ることはありませんよ。」
「えっ?」
ユカさんがそれに対して思わぬ返事をしてきた。
「龍巫女も鬼巫女も、妊娠中は巫女としての能力が激減しますが、出産後はちゃんと元に戻るんですよ。それにかわいい娘たちを授かったのですから、感謝したいくらいです。」
シャーテさんも言った。
「巫女の仕事は代々引き継ぐ物。跡取り娘をいずれは産むつもりでしたから、何も気に病まなくてもいいのですよ。」
「うう・・・ありがとうございます。」
そう言って僕はもう一度深く頭を下げた。謝罪の意思ではなく、感謝の意思をこめて。

「この部屋にマリューカさんがいます。」
シャーテさんの案内で僕は部屋に入った。
むにゅ。
突然目の前が真っ暗になった。
「リス様、リス様なのね!!」
マリューカさんが僕のことを思いっきり抱きしめて、僕の顔を胸で覆っちゃったみたい。
「マ、マリュー・・・」
「少し落ち着いてください。リスペクトさんが窒息死しますよ。」
「さあ、手をほどいて・・。」
「はー・・はー・・・・」
シャーテさんとユカさんが割り込んでくれて、何とか僕は美乳への埋没から逃れることができた。
素早く息を整えてマリューカさんの顔を見上げる。
きゅるん。
そんな擬音が似合いそうな可愛さ満点の表情、僕のハートを貫く、うるうるした瞳。
「やっと・・・やっと会えたわ。お久しぶりです。リス様。」
なんだか昔より可愛い声。マリューカさんって美人ではあったけど、こんなに可愛いとは思わなかった。
「うん・・・・長いこと待たせてごめんね。」
「ロンディニアは気に入っていただけましたか?」
「うん。可愛いよ。ありがとう。」
「ねえ・・リス様・・。」
そう言って、僕の右手を掴むマリューカさん。今は家の中だから、昔のような鎧姿じゃなくて、平服姿なんだ。
そして僕の右手をスカートの中に引き込んだんだ。
そんな僕たちを、シャーテさんとユカさんは部屋の隅で何も言わずに見ている。
「もう・・待ちきれなくて、リス様を見たとたんこうなったのです。」
マリューカさんが僕の手を秘所に当てる。下着を付けてなかったらしい秘所は、すでにしっかりと濡れていたんだ。

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