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僕の侍女はどこにいるの?
官能リレー小説 - ファンタジー系

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僕の侍女はどこにいるの? 118


「ああ・・・せっかくリス坊ちゃまが戻られたのに、まだ抱いていただけないなんて・・・・」
とはミリィさん。
「あのねミリィ、私たちは御主人様が夜な夜な抱いてくださってるんだから、贅沢言わないの。・・・そりゃ、バランの呪いも私たち魔族には毒にはならず栄養滋養になるけど、あなたが淫魔だからってむやみに発情しないの。」
そんなミリィさんをレスカさんがたしなめている。
ミリィさんはぽっとほほを赤らめて言った。
「だって・・・・リスペクトさまって、御主人さま以上に素晴らしい男根をお持ちなんですもの・・・・。」
「もう・・・・貴女の巨根好きは今に始まったことじゃないけど、贅沢は言わないの。御主人さまだって、群を抜く巨根絶倫の持ち主なんだから。さて、皆様の朝食が始まるわ。」
まあ確かに、サキュバスを使い魔にしてるくらいだから絶倫なのは疑いないんだけどね。
父さん、サキュバスの使い魔を見つけてなかったら絶対に妻を3人持ったと思う。


そして、まだ最終浄化が終わってないマリューカさん、ミュウ、テオドラさんを除く一家全員がそれぞれの席について、食事を始めた。
子供たちは元気に食べていて、元気に食べ物を取りあう子、騒ぎなどどこ吹く風とばかりマイペースで食べる子。
「ジークフリート、カールのポテトを取るんじゃありません!」
「あーっ、ロンディニア、あたしのリンゴ取らないでよー!」
エリー、リディア、ルチアは自分の産んだ子も他の子も関係なく、ちょこちょこと仲裁したり注意を子供たちに発していた。
「・・・・お兄ちゃん・・・・。」
ふと気付くと、レイトが僕の白身魚のフライを欲しそうにしてた。だから半分に切り分けて与えたんだ。
「わーい!ありがとお兄ちゃん!」
どうやら好物みたいだ。
父さんと母さんも、すでに孫だらけの情景は慣れっこみたいだ。楽しげに眺めながら食べてる。


――――――


楽しく賑やかな朝食を終えると、
「ねーねー、パパー、あたちと遊んでー。」
「鬼ごっこしようよー!」
子供たちが遊んでほしいとねだってくる。
ジークフリートとソニアが赤ちゃんだったころのことは覚えてるけど、他の子供たちは今日顔を合わせたばかり。だからしばらく遊んであげることにしたんだ。


――――――


そして昼過ぎ。朝のような一家そろっての賑やかな昼食を終えて、僕はマリューカさんとテオドラさんがいる部屋へ行った。念のため、シャーテさんとユカさんがついて来てくれてるんだ。

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