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僕の侍女はどこにいるの?
官能リレー小説 - ファンタジー系

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僕の侍女はどこにいるの? 116

「その子がミリィの子のラティニアだ。可愛いだろ?」
って父さんが言った。実際見てみるとかなり可愛い。将来はすごい美人になるんだろうなあ。
「はじめましてお父さん。私、ラティニアといいます。」
ラティニアが僕にちょこんと頭を下げた。それを僕は抱きあげた。

そこに、次の子がやってきた。今度もサキュバスの子供だ。2歳半位か。サキュバスだけあってかなり可愛い。小さな翼がちょこんと生えている。
「この子はミュウが産んだシオニアだ。出生順では五女だな。どうだ、お前に良く似ているだろう。」
言われてみるとこの子もなんか僕に似てる気がする。
「あなたが、あたちのパパ?」
「そうだよ。お前のパパのリスペクトだよ。長いこと姿を見せなくてごめんね。」
僕はそう言いながらシオニアを抱きあげた。やっぱり凄く可愛い。
「わぁい♪」
抱きあげられて嬉しそうだ。

そうしてる間に、次の2歳半位の子がやってきて僕の服を引っ張る。今度はデーモン族だ。
「パパ・・なのよね・・あたし、ミルシャニア・・・。」
人見知りする性格なのか、ミルシャニアと名乗った子は腰が引けてるような感じ。
「その子が六女のミルシャニアだ。ちなみに産んだのはレスカだ。」
父さんが教えてくれた。

「僕が先!」
「違うよ、僕の番!」
扉の向こうで騒ぐ声がする。
「違うでしょ。カールが先よ。」
「そうよ、カールのほうが一応お兄ちゃんなんだから。」
「はあい。」
「あいー。」
出る順番を巡って揉めたらしく、リディアたちが仲裁していたようだ。
そして今度は人間の男の子がリディアに手を引かれて出てきた。
「あなたが僕のパパなの?僕、カールです。会いたかったよ〜」
ひしっと僕に抱きついてきた。
「その子がリディアの子で三男のカールだ。ちょっとさびしがり屋なんだ。」
「どうですかリス様、あなたに似てるでしょ?」
僕はカールを抱きながら、笑顔で返す。
「いや、リディアによく似てるよ。僕たちの子供だからね。」
「ふふ、ありがと。」
リディアも嬉しそうだ。

「やっと僕の番だね!」
ルチアの手を引くように、人間の2歳半位の男の子が現れた。
「僕、ラディアス!パパ、会いたかったよ!!」」
おっとりとした母とは逆に、かなりの元気者みたい。
ルチアが言った。
「本当にこの子は腕白で・・誰に似たのかしら?」
ルチアがラディアスをひょいと持ち上げて僕に渡してくれた。
ラディアスを抱き抱えると、「パパ!パパ!」と喜んでくれた。

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