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バクス戦記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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バクス戦記 5

「…悪ぃ、マーサ姉。それだけはどうしてもダメなんだ」
どのみちこのままではマーサだけでなく自分も死ぬ。ダルマー族みんなが殺されてしまう。
5年前、殺された親の、村のみんなの仇も取れず死ぬなんて冗談じゃない。
そのためなら何だってやる。その覚悟はもうできている。
不安がるマーサに、アルマは第2回戦を始めようかと思ったその時だ。
「あ〜!お兄ちゃんだ〜!!」
「お兄ちゃん、見っけ〜♪」
背後からこの収容所にはおよそ似つかわしくない、明るく元気な声がこだました。
「アリス!テレサ!はぁ〜…うるさいのに見つかっちまったな」
振り向くと、そこには全く同じ可愛らしい顔をした二人の少女がいた。
二人は双子で、名をアリスとテレサという。
「ぶぅ〜!お兄ちゃん酷ぉ〜い!」
「私達もお兄ちゃんのオチ○チン欲しいよぉ〜!」
「「ちょーだい!お兄ちゃん♪」」
二人揃ってまだ小さな尻をアルマに向けて突き出して誘う双子。
二人ともついこの間初潮が確認されたばかりで、アルマが処女を奪って女にしてやったのだが、それ以来すっかりアルマに懐いてしまっているのである。
「こらこら。アルマは今私とえっちしたばっかりなんだよ?
 少しは休ませてあげなよ」
かわいいお尻を振ってアピールする双子に、苦笑しながらたしなめるマーサ。
それに対し、2人はアルマにお尻を向けたまま頬を膨らませて抗議する。
「ぶー!マーサお姉ちゃんだけなんてずるい!」
「私達もお兄ちゃんのオチ○チン、欲しい!」
「気持ちはわかるけど。少しは休ませてあげ「大丈夫だよ、マーサ姉。オレならまだまだヤレる」」
双子を説得しようとするマーサの言葉を遮り、アルマは双子の相手を快諾した。
マーサの前にすでに何人、もしかすると十何人も相手しているはずなのに。
種を出せなくなったら即処刑される身の上と知っているマーサは、喜ぶ双子をよそに不安の声を上げる。
「大丈夫なの、アルマ?姉ちゃん、心配でしょうがないよ」
「大丈夫だって。いつも言ってるだろ?『オレはみんなと一緒にここを出るまで死ぬ気はない』って。
 マーサ姉やコイツらを残して死ねるもんかよ」
「・・・なら、いいんだけど・・・」
しぶしぶといった様子で引き下がるマーサ。これ以上追及しても意味がないとわかっているのだ。
それにあまりしつこくすると兵士たちに難癖をつけられる恐れもある。
心配性なマーサをよそに、アルマはアリス&テレサの尻をそれぞれの手でもみしだく。
「ふぅうん♪お兄ちゃあん・・・♪」
「えへへ〜♪私、お兄ちゃんのお手々、だぁい好きぃ♪」
気持ちよさそうに身もだえする双子。
その肉づきはマーサには遠く及ばないが、同年代の女子としてはかなり早熟なほうであった。
ダルマー族は生命力が強く、総じて成長・・・否、性長速度が大きい。
初潮を迎える前に母乳が出たり、よちよち歩きの赤ん坊が射精することもあるくらいだ。
だからこそ特効薬の材料として狙われてしまったわけだが。
しかしそんな自分たちの不遇を理解していないアリスとテレサには関係ない。
早く入れてとばかりに不相応に膨らんだ胸と尻を振ってアルマを誘う。
「よし、それじゃあまずはアリスから…」
そう言うとアルマはアリスの後ろに立ち、既に硬さを取り戻した肉棒をその幼い性器へと突き立てたのだった。
「ア…アァ〜ン!お兄ちゃんのオチ○チン来たぁ〜♪」
挿入された途端に快感に身体を震わせて声を上げるアリス。
テレサは面白くないようで頬を膨らませて文句を言う。
「ぶぅ〜!またアリスが先なのぉ!?いっつもじゃん!たまにはテレサから先にしてよぉ〜!」
「わ…悪い悪い…いやぁ〜、どっちが姉でどっちが妹なのか判んねえけど、何故かアリスが先のような気がするんだよな…」
「ふふふ…きっとアリスの方がお姉ちゃんだからだよ…アッ…アァン…」
言いながら喘ぐアリスにテレサが反論する。
「そんな事ないよ〜!テレサの方がお姉ちゃんなんだから〜!」
「どっちでも良いよ…」
腰を前後に動かしながらつぶやくアルマであった…。

その夜…アルマを含む二十人前後のダルマー達が一ヶ所に集まって何やら作業していた。
収容されているダルマー達の男女比に反して、集まっている者達は男が多い。
彼らこそ密かに収容所からの脱走を企てる同志達である。

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