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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 98

そんな話をしている間に一行はダキア王宮クリスタル・アークに到着した。
さすが世界最古の王国の宮殿だけあって息を飲むような壮麗さであった。1000年間、歴代の女王によって増改築を繰り返された結果、超巨大で複雑な構造になっていたが、宮殿としての威厳や風格は損なわれていない。
一行は謁見の間に通された。両脇には衛兵が整列している。
「女王陛下が参られます!」
衛兵の一人がそう告げると奥の間から女王が現れた。女王はユーナやエステアを遥かに上回る超乳と臨月腹を、シンプルだが高貴なデザインのドレスに包んでいた。
「ようこそいらっしゃいました。グレム様、勇者候補の皆様。私がダキア王国女王マーニャです」
グレムは一歩進み出て女王に向かって言った。
「女王陛下におかれましてはご機嫌麗しく、恐悦至極に存じまする」
「グレム様もお変わりなくて何よりです…」
…と、このような形式的なやり取りが十分ほど続き、その間、ユーナとアップルはずっとガチガチに緊張していた。四郎もこの場の荘厳な雰囲気に、かしこまった様子で黙っている。
「…では、詳しい話は別室にてお話いたしましょう」
女王のその言葉に一同ホッと肩をなでおろす。
グレム、ユーナ、四郎、アップル、ミネア、アーシア、ロゼ、デオドラの8人はエチカの案内で女王の私室に連れて来られた。
「お母様の部屋に入れるのは王族と世話係以外は、ごく限られた者のみで、これは大変な名誉ですのよ」
ミネアが得意気に説明する。
やがて女王がやって来た。先ほどの荘厳な雰囲気はどこへやら、部屋に入るなりグレムに抱きついて甘えだす。
「お父様ぁ〜、会いたかったですわ!私、ずっと寂しかったんですのよ?寂しくて臣下の男達や炭鉱夫達といっぱいセックスして、誰のか判らない子まで孕んじゃいましたわ」
「ハッハッハ…そりゃあ悪い事したのう。よし、今夜はデオドラ共々たっぷり可愛がってやろう」

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