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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 79

頬を染めるアップルは、どうやらあの一件で女同士の甘美な交わりに目覚めたらしい。
呟くような言葉にそれが現れていた。
と、言うか・・・男としてのインパクトはグレムに劣るからなのだろう。
グレムに言われれば男の四郎にも身体を開くが、できれば女の四郎と愛し合いたいアップルだった。
ユーナはそんなアップルを理解できず、『勿体無いのになぁ』とこぼすが、エステアはそう言うプレイも経験済みなので、微笑んでこう言う。
「ふふ、ならアップルさんに女の子同士の楽しみ方、教えてあげますわ」

「えっ、嬉しいです!・・・エステアさんなら大歓迎ですっ!!。」
喜ぶアップルに微笑むエステア、ユーナは不思議そうな表情で二人を見ながら抱きしめるグレムに問う。
「オ○ンチンの方がいいんじゃない?。」
「勇者と言うのはの、様々なエッチで鍛えられるものじゃ。それに、そう言うのは体験してから考えるものじゃよ。」
見た目だけなら可愛い弟を抱きしめる姉だが、その実情は娘を諭す父親のようである。
エステアに母を感じてるグレムだが、ユーナはどうやら娘のように感じてるらしい。

「所でエステアさんの息子さんは仕事、何をしてるんですか?」
「宝石商で飾り職人をやってますよ。
ゴードンと言って、手先が器用なんですよ。」
馬車は走り出して昼過頃、ユーナはエステアの息子は何をしてるか聞いてくる。聞かれたエステアは嬉しそうに息子の名前と職業を教える。
「……(飾り職人か、四郎の性別を任意に変えられるマジックアイテム陰陽の指輪を作るのにエステアの息子に協力してもらうか、やはり薬ではリスクが強いからな。)」

ユーナとエステアの話を聞いてるグレムは四郎の為に任意に性別を変えられるマジックアイテムを作るのを考えていた。薬では四郎の身体に免疫が出来てしまい効果が弱まり最終的に男に戻れなくなる可能性があるからである。
その為、グレムは陰陽の指輪を作るのを考えていた。
指輪を身に付ければ持ち主が任意に性別を変えられてリスクが弱いからである。

かつて白の母からは魔術を、黒の母からは薬学や魔道具制作術を学んだグレム。
その業は母達には遠く及ばないものの、現世では最高能力である。
グレムが千年以上前に著した魔術や薬学や魔道具制作の技術書は、未だに魔術師達のバイブルと言われているぐらいだった。
当然、それぐらいの事は朝飯前であった。

「エステアさんの息子さんってゴードンさんだったんだ・・・若いけど腕が良いって評判ですよ」
アップルはどうやらエステアの息子の評判は聞いた事があるらしい。

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