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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 68

一応凌辱されてる筈のユーナの様子に、助けに来た筈のグレムに四郎は尋ねるが、グレムはむしろ喜んでユーナの様子を見ている。
(想像していたより実に良い女になったの、ユーナ・・・ふふ、儂も後でたっぷり抱いてやらねばの)
グレムは自分の女が自分以外とセックスしても気にしない。
勇者は全ての男と愛し合うものだし、例えどんな男がグレムの女を抱こうが、みんなグレムから離れられないぐらいの自信があるからだと言うのもある。
それに女は、多くの男を知る毎に素晴らしくなると言うのがグレムの持論であった。

丸一昼夜、ユーナと山賊たちの宴は続いた。
夜明け直前に山賊たちの体力は尽き、ユーナのほうも体の飢餓感を満たすことが出来た。
倒れるように眠るユーナと山賊たちを、エステアとアップルの2人が介助をする。

山賊たちは、皆一様に憑き物が落ちた顔をしている。
そしてユーナが勇者だと知ると、再び畏まって一同正座をしてユーナに頭を垂れて謝罪した。

「貴方が勇者とは知らず、とんだご無礼を」

ペレが山賊達を代表して謝るが、ユーナの方はたいして気にしていない。
「良いのよ、こっちも何だかんだといって楽しめたし、むしろ感謝したい位よ」

鷹揚に笑って、ペレの陳謝を受け流す。

「そうじゃよ、ユーナもこう言っとるし、むしろユーナの成長を促した点で感謝したいぐらいだ」

グレムもまた気にしていない。
女である勇者の旅は、こういった陵辱やら輪姦やらは日常茶飯事であり、それほど気に留めるほどではなかった。

「しかし、それではこちらの気がすみません。お腹の子のことも在りますし」
ユーナのお腹はそれほど目立たないが、確実に膨らんでいる。
その中には山賊の頭の子がいるのだ。

「これこそ感謝したいものよ、良いお土産を貰ったわ」

相手がモンスターだとか、行きずりの相手だとか気にしてない、ユーナは自分が子を成したこと自体がうれしくて仕方が無いことだった。

「そうじゃ、全然気にしないでよいぞ」

グレムはお腹の子が女の子であることを知っているので、楽しくて仕方が無い。
(成長したら、ユーナと親子丼が楽しめるのう)
娘が大きくなった後を想像して、楽しくて仕方がなさそうだ。
「それならば、こちらも何も言いません。しかし、このまま帰られたら、こちらの気がすみません」
そう言ってペレは子分の1人に奥から荷物をとりに行かせる。
受け取った荷物を、ペレはユーナたちに差し出す。
それは巨大な金剛石であった。

「これを養育費として受け取って欲しい」

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