PiPi's World 投稿小説

女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 59
 61
の最後へ

女戦士ユーナの冒険 61

ユーナ達を助けるために魔力を加減して放った為に本来楽に倒せる相手に耐えられてしまった。
山賊達はハイ・オーガの周りに集まると拳大の玉を地面に叩きつけた。
赤い色つきの粘りのある煙が辺りに満ち、視覚・聴覚・嗅覚をかく乱した。
グレムが放った風の魔法が煙幕を空に拡散させた時には山賊の姿は消えていた。
「ユーナさん、四郎さん、大丈夫でしょうか?」
消えた山賊達の跡をみてユーナと女体化した四郎が陵辱されるのではないかと心配するエステア。
「ユーナの剣には発信機を付けてあるから直ぐに見つかる安心せよ。」
「それは不幸中の幸いですね。」
発信機と聞き四郎とユーナがみつかると知り安堵するアップル。
「ここは儂の責任じゃ。
じゃから、山賊は儂が見付けよう。
アップルさんは貴女は安全な場所に隠れてなさい。」


敵の耐魔法装備等、山賊連中は並の山賊でないと気付いたグレムは御者のアップルの身の安全を考えたグレムはエステアと共にユーナと四郎の救出に向かうのを決めた。
それは大魔導師でありながら、二人を敵に渡した彼の責任の果たし方でもあった。
エステアを連れて行くのは彼女が神官ながら彼女も戦い慣れてるのを悟っているからであった
「先ずはユーナ達がどこにいるか発信を調べる為に魔法盤をみようか。
むっ、1箇所の場に止まっておる。
奴らのアジトはそう遠くない場所にあるな。」

ユーナ達の居場所を知る為、グレムは懐から魔法盤を出してユーナ達の居場所を探ると、山賊のアジトは意外と近くにあるのが判明した。
「そうなると一刻も早く助けねば成りませんね。」
「うむ、場所は解った。
ユーナ、四郎の身の安全を考えて、テレポートで行くぞ。」
場所が解るとユーナと女体化した四郎の命と貞操を案じるエステアはグレムを急かす。
グレムも美少女のユーナと美女になった四郎の身を案じてテレポートで行くのを決めた。


テレポートは遠くへ瞬時にいける。
瞬間移動の魔法であり非常に便利な魔法である。
しかし、非常に多量の魔力と技術が必要なので一流の魔導師でないと使用は難しいのである。
「グレム様、肩に捕まりました。」
「では行くぞ、テレ………」
「待って、私も連れて行って!!」
「「…………」」
テレポート使用とする瞬間、武道着を着たアップルが現れグレムとエステアの二人はびっくりした。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す