PiPi's World 投稿小説

女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 5
 7
の最後へ

女戦士ユーナの冒険 7

ユーナは魔女の内心など露知らず、何の疑いも持たずに円陣の上に立った。
「何から何まで本当にありがとう!最後に一つ聞いて良い?」
「良いわよ。何?」
「大した事じゃないの。私の愛液よ…あれ一体何に使ったの?研究とか言ってたけど…」
「教えてあげるわ。生命を創り出す研究よ…」
「えっ!?それって政府から禁止されてる闇の魔法じゃ…」
ユーナはこの時になって、ようやく気付いた。この魔女はヤバいという事に。だがもう遅かった。足下の魔法陣が輝き出し、ユーナの体は光に包まれて消えた。
彼女が消えた後には、ただ彼女の身に着けていた装備品や服や下着が落ちていただけだった…。



………
……

「う〜ん…ここは?」
ユーナは目を開けた。周囲の光景が目に入って来る。
宮殿ほどではないが整った調度品…。
自分は豪華な作りのベッドに寝かされていることに気づいた。
「あら!目を覚まされたわ。若様に知らせるのよ、レニ!」
30歳前後と思えるメイド姿の女性が、同じくメイド姿の少女に命じる。レニと呼ばれた少女は急いで部屋を出て行った。
「あなた、どこか痛い所はありますか?」
メイドが尋ねる。
「いえ、特にどこも…」
「そう、それはよかったわ」
バタン!
音がした方を見ると、部屋のドアが開かれ、ユーナと同年齢くらいの少年と、レニ、それに法衣を着た女神官が飛び込んできた。
「娘さんは無事なのか!」
少年が叫ぶように言った。
「はい、この通り」
微笑みながらメイドが答えた。
「それでは念のため、診察いたしますわ」
女神官は何事か呪文を唱えると、ユーナの身体のあちこちに手をかざして診察した。
その時になってようやく、ユーナは自分が白い寝間着を着せられている事に気づいた。少しサイズが小さいのか、ユーナの大きな胸が目立っていた。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す