PiPi's World 投稿小説

女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 56
 58
の最後へ

女戦士ユーナの冒険 58

「本当ですか?」
アップルは心底不安そうだ。
不安げに、目の前の少年グレムと四郎とを交互に見ている。
「心配せずともよい。元は性別操作の呪いを解くための呪文なのじゃが、こういう使い方もあるのじゃ。材料さえあれば必ず男に戻せる。心配するな。」
そう言われても、全員不安そうだ。
特にアップルは明らかに動揺している。
「でも、グレム金剛石(ダイアモンド)はかなり高いけど大丈夫なの?」
「安心せい、ダイアモンドならばわしが買う、金ならば腐るほどある。ほれ!!」
「「「えっ!!!」」」
ユーナはダイアモンドはかなり高いと心配するが、グレムは懐から小さい財布を出して中身をみせるとユーナ達は絶句したグレムの財布の中身は金銀財宝に満たされていたからだ。
「グレム様、まさか錬金術でやったのですか?」
エステアは困った顔でグレムをみる。
錬金術で貴金属を作れば大罪になるからである。
「いいや、昔いろんな遺跡から財宝をみつけてこの魔法の財布にいれてるだけじゃ。これで納得したであろう。」
「そうでしたか。」
「これで希望が持てましたグレム殿。
アップル殿、全速力でお願いします。」
グレムの話を聞き疑ったことを納得するエステア。
そして、元気を取り戻した四郎はアップルに大急ぎで王都へ行くように頼む。
「解りました。でも、安全運転で行きますよ!!
それ!!」
アップルは四郎が男に戻ると聞いて馬車のスピードを上げる。
心なしか彼女の顔はとても機嫌が良かった。
最も若いながらもプロの御者である為、スピードを上げながらも安全運転であった。

「所でグレム様、性別を元に戻す魔法薬の材料はダイアモンドと、後何が必要なのですか?」
「干した馬の睾丸、青カビ、マンドラゴラの根じゃよ。」
「効果ありそうですね。」
「でも、グロイ、グロすぎる。四郎大丈夫。」
「拙者は平気ですよ。男に戻るならば何でもしましょうぞ。」

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す