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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 54

しかし、その中でグレムだけはアップルを歓迎しつつも、彼女の元気な性格と可愛らしい顔立ちと健康的なボディーを気に入り、エステアと同じく自分の女にしようと邪な事を企んでいた。
しかも、グレムは股間をはち切れんばかりにペ〇スは勃起していたが、彼の着ている大きなローブが股間のもっこりを上手く隠してるお陰で誰も気づいてなかった。
グレムは口にこそしないが、この世の良い女(種族、人種問わず)は自分の物であると思っていた。
古の大魔導師と世間から賞賛と畏怖されているグレム、その一方で彼の淫蕩さも有名であった。


そんなグレムの思惑を知らずに、アップルは歳の近いユーナと打ち解けはじめる。

「こんにちわ、私はユーナって言います、これからグラスランドまでよろしくお願いします」

「こちらこそ、短い間だけどよろしくね」

アップルは御者を生業をしているので、色々な国に行ってるらしく、ユーナは未だ見ぬ国や町について質問する。
「アップルさんは道に詳しいそうですけど、ダギア以外の国にも行くことがあるんですか」

「あたしは頼まれたら何処へでも行くよ、それが商売だしね」

アップルは生まれはダギアだが、行商人の両親に連れられて、様々な国を渡り歩いたそうだ。
その経験を生かし、御者の仕事をしているそうだ。

「今まで行った所で、一番大きな町は何処ですか」

「やっぱりビザンチィウムだね、グランディア大陸と東方の境に在るから、両方の物産と人が集まってくるんだ。まあ、他にも大きな町は在るけど、あそこは別格だね」
「そんなに大きいんだ」
ユーナはまだ見ぬ街を想像するが、自国の首都すら見たことの無いユーナには見当もつかなかった。

「ビザンチィウムに行くには、グラスランドからヴィドボナへ行って、そこから陸路と海路、二つの道に分かれるよ」
ヴィドボナはラテン共和国の都市で、ダギアとの国境にあるそうだ。
そこから南へ、プラーグやベオブルグやウダペストという都市を通れば、ビザンチィウムに着くという。
他に、ヴィドボナから西へダマルツィアという港町へ行き、そこから船に乗り換え、一気にビザンチィウムまで行けるそうだ。
「へえ〜凄い楽しみ。」
「所でユーナちゃんは何所の出身なの?」
「わっ私、ボーアン公国の出身なんだけど。」
アップルの話を聞きまだ見ぬ地に思いをはせるユーナ。
そこへアップルはユーナに何所の出身か聞き。
ユーナは恥ずかしながらボーアンと答える。
「へえ〜ボーアンと言えば、大陸の有数の観光地の島じゃない。
しかも、料理が美味いから、あたし行ってみたいわよ。」

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