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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 48

「そうなんですか、私もエステアさんの娘さんに会ってみたいです。」
エステアとユーナが母娘の様に親睦を深めている頃、グレムと四郎はというと。
「お客様、身体の全身が凝ってますね。」
「そうか、これでも27歳なのだがな。
まあ、山歩きは不慣れで疲れたやも知れぬ。」
四郎は宿屋にマッサージ師を部屋によこしてもらい凝った身体を解してもらい慣れない山歩きを話していた。
「ふむ、ここの牛乳とプルーンは絶品じゃな。」
グレムはサジャ村名物の牛乳とドライフルーツのプルーンに舌鼓を打ち寛いでいた。
「グッグレム殿、マッサージがぁ…おっ終わったら、拙者にもプップルーンを下され。」
「構わんぞ。」
「疲れた時は甘い物が一番ですからね。」
グレムが美味そうに食してるプルーンをみて欲しくなった四郎はグレムにプルーンを所望するとグレムはあっさりとオッケーしマッサージ師も疲れた時は甘い物が良いとアドバイスする。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「では、お客様失礼します。」
「忝いでござる。」
マッサージが終わってお代を四郎から貰ったマッサージ師は部屋から出て行った。
「では、プルーンを……グレム殿、これだけでござるか。」
そして、プルーンを食べようとテーブルに向かうが、山の様にあったプルーンはグレムがほぼ食い尽くして数粒しか残っておらず四郎は驚く。
「四郎すまん、余りに美味くてのう。まあ、もうじき夕飯じゃ間食は良くないから。それ位で良いではないか。」
もうじき夕飯だから間食は良くないと自分の事は棚に上げるごまかすグレム。
「グレム殿、そんなに食ってばかりでは太りますぞ。」
グレムに殆どプルーンを食われ残ったわずかなプルーンを口に入れながらグレムの食欲旺盛さを窘める。
「安心せよ。わしはこれでも太り難いのじゃ。
では、食堂へ行くぞいユーナとエステアが待っておるぞ。」

「あっグレム殿、拙者も行きますぞ。」
夕食の時間が近付きグレムは食堂へ向かい同じくプルーンを齧っていた四郎も残りのプルーンを口に入れてグレムに付いて食堂に向かった。

「あっグレム、四郎こっちよ。」

「おお、ユーナ席取っていたか御苦労。」
「腹が減りもうした。」

グレムと四郎が食堂にくると風呂から上がったユーナとエステアが席を取っていた。
最も客はユーナ達四名しかいないのであるが。

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