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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 26

「ふう〜世話の焼ける小娘じゃ。おお、こっちは盛り上がっておるな。食うぞ〜」
会場に戻ったグレムは戻るなりパンと肉ありったけのパーティーのご馳走を貪るかの様に食いまくった。
「豪快でござるな」 「あんな華奢なのに……」  「………」
グレムの食欲旺盛ぶりにはエーリヒとエステアは驚き、四郎は豪快と褒めながらも目を丸くし、会場にいる人間は唖然とする。
楽しい宴は続き、歌い騒ぐ者、酔って眠る者、ちょっとしたジョークに爆笑する者など、さまざまに楽しんでいた。
娯楽に乏しい寒村だけに、ここぞとばかりに楽しんでいるのだ。
よく見ると、何名かの男女が消えている。どこかで2人の愛の交歓をしているのだろう。
四郎とグレムのそばには、いつしか2人ずつ若い娘がくっついてきていた。
他地域との交流も僅かな寒村であり、新しい血を村に入れるべく、抱かれようと寄ってきているのだ。
4人とも割と可愛い娘で、商売女のようなあからさまな誘いはしないが、離れるつもりは無いようだ。

「お礼といっちゃあ何ですが、この娘たちと楽しんでください。」
と村長に言われ、女の子たちが寄ってきた理由を知った。
もっともグレムにとっては何百年もの人生、勇者を何度も育てた過程でこんなことはよくあったからうすうす気づいていた。

夜が流れてゆく。
どんちゃん騒ぎは治まり、村人の多くは家に戻っていた。
四郎やグレムも、屋敷の与えられた1室に戻っていた。
もちろん、村娘達同伴である。

「四郎さま、この度はありがとうございました。せめてお礼を致します。」
「私も、お礼させてください。」
まず四郎の部屋では、女の子たちが挨拶していた。
ベッドに座る彼の前には、やや長身でモデル体型の娘と、女の子としてもやや小柄ながら肉付きのいい娘が頭を下げていた。
「ええと、君がリーネちゃんで、君がセーラちゃんだったね。」
モデル体型の娘がリーネで、小柄なほうはセーラと言った。
「じゃ、よろしく頼むよ。」


その言葉を待っていたように、2人は四郎を裸にしてゆく。
「きゃっ・・・!!」
「うわあ・・!!」
脱がせてみて彼女達は驚いた。
中肉中背の四郎の股間には常人より図抜けて大きい男性器があったからだ。
故郷でも行く先々でも、彼の股間を見た女はその立派さに驚くので、四郎は彼女達のそうした反応には慣れっこだった。

「じゃ、君達も脱いでくれ。」
その言葉にリーネとセーラは服を脱ぐ。
富豪や貴族の娘でもないし生理でもなかったから、2人は下着など身につけておらず、一糸纏わぬ姿になった。

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