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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 25

半ば酔った、鍛冶屋のカールが言った。
主賓たるユーナ、グレム、四郎、その左右にはエーリヒとエステアが並んで座り、ユリアナ、レニ達数人のメイドたちは忙しく料理などに走り回っていた。
ユーナたちの前で、村人達は陽気に踊り、歌い、酔い、味わい、楽しんでいる。
村の男達は巨乳美少女ユーナに興味津々。
村の女達は男前な武士四郎、天才美少年魔術師グレムが気になって仕方ない。
案の定、アタックする者も出ていた。
「四郎さん、どうぞ。」
可愛らしい顔立ちの村娘が微笑みながら四郎に酒を差し出す。
「ぷはーっ、いい味ですな。」
村の地酒を楽しんでいるようだ。空のジョッキがいくつも並んでいるが平然としているところを見ると四郎は酒豪らしい。
グレムは、元々あまり酒に興味が無い為に、「僕はまだ少年だから」と言って酒は断り、肉やパンを食べていた。
エーリヒにはユリアナが、エステアにはレニがそれぞれついて給仕していた。
そして、宴はますます盛り上がる。
「プハァッ!お酒おかわり〜!」
ユーナの顔は真っ赤だった。かなり酔っているようだ。酒に強くないクセにバカ飲みするタイプらしい。今までの窮屈な暮らしから開放されて気分が浮ついているのもあるのだが…。
「ユーナさん大丈夫ですか…?」
心配したエステアが話しかける。
「まらまら、らいじょ〜ぶれすよ〜♪」
「ユーナ殿、呂律が回っておらんぞ」
「仕方のないヤツじゃ。少しその辺を歩いて頭を冷やせ。どれ、ワシが肩を貸してやろう」
「おお、頼みましたぞ。グレム殿」
ユーナはグレムに支えられて会場から出て行った。
「スースーむにゅ〜」
「寝たのか!全く世話の焼ける小娘じゃ、これから先が思いやられるわい。」
ユーナを支えてそこら辺を歩いているとユーナが眠ったことにグレムは気付いた。
それだけユーナの気分がハイテンションだった証拠だと呆れるグレムは思った。
「このまま、ユーナを草むらに連れ込んで犯すか、道端において誰かに犯されるのも一興じゃが〜大事な勇者の卵じゃ今日は寝かせてあげよう。それに今のわしは食い足りぬ。」
鬼畜な事を考えながらも、グレムは勇者の卵であるユーナをじっくり育てようと考えるグレムはユーナを寝かせてやる為、エーリヒの屋敷へ連れて行った。
そして、屋敷の留守を任されたメイドにユーナを任せてグレムは食事を食べに戻った。
今のグレムは色気よりも食い気らしい。

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