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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 17

ずじゅっ!
「があ…っ!」
ぼとっ。
一撃でキングゴブリンの右腕は肩先から斬り落とされた。
ぶしゅ・・・・・
キングゴブリンは大出血し、片膝をついた。
「おのれ・・・」
「ギヒャー!!」
「ぬっ!」
ゴブリンの叫び声に四郎が振り向くと、糸が絡まったユーナにゴブリンたちが短刀を突きつけていた。
「おのれ、人質とは卑怯な…!」
ユーナのほうへ駆け寄ろうとする四郎。しかし矢傷のせいでスタートダッシュが切れない。
そこへキングゴブリンの一撃が四郎を襲う。
「ぐはぁ…っ!!」
不意をつかれた四郎はそのまま倒れこんでしまう。
そこへゴブリンたちが群がり、手に持った棒切れで、散々に打ちのめす。
「コイツメ!!」
「ナカマノカタキ!!」
嗜虐心を浮かべた表情で、いたぶられる四郎を見るキングゴブリン…。だが、ゴブリンたちが四郎に集中したのは大失敗だった。単純で低脳なゴブリン達はユーナを「どうせ動けまい」と高をくくって無視して四郎を殴りに参加してしまったのだ。
その隙にユーナは剣でなんとか糸を切り、脱出に成功していた。
このままでは四郎が殺される!!そう思ったユーナは全力でキングゴブリンに斬りかかる。油断していたキングゴブリンは、あっさり喉元を切り裂かれ、倒れた。
ずしーん!!
その音にゴブリンたちが振り返った一瞬のスキをついて四郎も反撃に転じる!!

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