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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 13

その様子を満足げに眺めながらグレムは続けた。
「さらに、お前さんが相手に強い愛情を抱いていなければ妊娠しない。4重の安全装置じゃ。いわばお前さんはお前さん自身が子供を産んであげたい時しか妊娠しないのじゃ」
「だったら、もし犯されたりしても妊娠はしないのね?」
犯されるのは嫌だが、好きでもない男の子を産むのはもっと嫌だ。最悪の事態だけは免れそうだ。ホッと安心するユーナを見て、グレムはたしなめるように言葉を続ける。
「安心してもらっては困る。さっき言った妊娠防止機能じゃが、大量の精液が流れ込むと処理が追いつかなくなり、一定量を越えた時点で停止してしまう」
1人や2人ぐらいなら大丈夫だが、10人以上となると機能が停止してしまうそうだ。また、この基準は人間相手のものであり、モンスター相手だと、リミッターは更に低くなる。
「それにオルガズムに達した時もまた、この機能は停止する。好きな相手でなくても、性的な絶頂に達した時はどれほど嫌な相手でも妊娠してしまう。まぁ、とにかく油断はせぬ事じゃな」
妊娠防止機能に頼らず、慎重に行動することが大事だとグレムは言う。
そう言った後、グレムは壁にかかっていた長剣を手に取る。
「ワシの実験に付き合ってくれた礼じゃ。この剣をやろう」
その剣はユーナが使うには余りにも大きく見えた。柄を含めた長さはユーナの身長に近く、幅も普通の剣とは比べ物にならないぐらい広い。それだけ大きいのだから破壊力はありそうだが、女であるユーナに扱えるかどうかは疑問だった。
「心配せずとも良い。この剣は女専用の魔法剣じゃ。遣い手の淫気が溜まるほど斬れ味が増す。まだ処女なら完璧には使えんじゃろうが、キングゴブリン相手なら十分戦えるぞ」

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