相手はモンスターや盗賊だけではなく、同じ仲間の冒険者から受けることも度々だそうだ。過度の陵辱の結果、女性としての機能を失ったり、行為中に衰弱して死んでしまう者も珍しくない…。
そんな女冒険者たちの被害を減らすために作ったのがこのスライムだという。
「それで、どんな効果があるの？」
「それはじゃのう…」
まずは膣強化。大型モンスターのペ○スは人と比べ物にならないぐらい大きい。挿入されれば、それだけで膣が破裂してしまうという場合も少なくない。
「じゃが、強化されたお嬢ちゃんのオマ○コは柔軟に伸び縮みして、どんなモンスターのデカチ○ポでも受け入れ可能じゃ」
次に、精液消化吸収機能。簡単に言うと、膣内に出された精液を吸収してエネルギーに変える事ができるのだ。
「これで数時間、あるいは数日に渡って犯され続けても、精液さえあれば体力を消耗する事は無い」

さらに、妊娠期間短縮化。女にとって妊娠は一大事である。特に生活のほとんどを移動に費やす冒険者には致命的だ。そこで、胎児の成長を早めて妊娠期間を短くした。
「お嬢ちゃんが妊娠したとしたら、だいたい三ヶ月くらいで出産することができる。さらにお嬢ちゃん母乳を飲ませれば一ヶ月ほどで10歳ぐらいまで成長させることができるのじゃ」
また、ユーナがモンスターに犯された場合、生まれる子は必ず人間とモンスターのハーフになる。通常、モンスターに犯された場合、生まれてくる子は父親の形質を100％受け継ぐが、ユーナの場合、人の形質を合わせ持った子が生まれるというのだ。
「つまり人間とモンスター、両方の形質を持った子が生まれてくるのじゃ」
「両方の形質…!?」
ユーナは青ざめた。この地域ではどうだか知らないが、彼女の国では魔物とのハーフに対する風当たりはかなり強い。
グレムは言葉を続ける。
「安心せい。殺吸精機能と排卵・着床防止機能、愛情検知制御機能も付いている。殺吸精能力は精子を余さず栄養として吸収する能力。排卵・着床防止機能は文字通り、卵子が出るのを防止して受精させない機能、さらに受精しても着床させない」
ユーナは黙ってグレムの説明を聞く。