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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 120

それ故、グレムはハンターやレンジャー等、森で生きる者には国関係無く尊敬されているのであった。


そんなグレムに会おうとダキアを目指してディランは歩を進めていた。
表向きは兄に会うためで、逸る心を抑えながらあえてゆっくりとダキアへの道を移動していた。
同行者は一人と一匹・・・妹マティアとその猟犬である。

ただ猟犬と言っても、魔物の血を引く大型犬で、虎や獅子と変わらぬ体躯である。
本来獰猛な森の野獣と言える魔犬は、獰猛さの欠片すら見せず、忠犬のようにマティアに付き従っていた。

ディランも我が妹ながら凄い奴だと思っていたが、マティアと猟犬の関係を理解したのは旅の中頃だった。

その日、昼過ぎから大雨になり、ディラン達は丁度見つけた洞窟での雨宿りを余儀なくされた。
全員ズフ濡れで、ディランが火を起こし、マティアは魔犬・・・ルイスを拭いてやっていた。
「止みそうもないな。今日はここで野宿しかないか・・・。」
「あたしはいいわよ、兄さん。慣れてるから。」
ハンターらしい一言でマティアがディランに言う。

濡れた衣服を脱ぎ裸になった妹が、かなり女として成熟してきた事に驚きながらディランはマティアの様子を見る。
母の影響か、姉妹は皆発育がよいが、マティアは特にいいような感じである。
「しかし、よくなついているな。魔犬がこんなに大人しいとは思わなかったぞ。」
「ふふ、ルイスが赤ん坊の時からの付き合いだからよ。」
ルイスを見るマティアの様子は、かつて自分達を見る母エステアのようで、ますますお袋に似てきたなと、ディランは妹の慈愛の笑顔に母の面影を見ていた。


その後、良く衣服が乾いた頃には夜の帳が訪れ、二人は眠りについた。
しかし、夜更けになり何かの気配にディランは目覚める。

隣で寝てた筈のマティアとルイスがいない。
寝ぼけ眼で探していると、奥でなにやら音がしてディランは誘われるままに奥へと向かった。
その奥でディランを待ち構えていたのは衝撃的な光景だった。

「ハンッ、フアンッ!、イイッ!、ルイスのおチ○ポイイッ!!。ママッ、ママに子種を頂戴っ!!。」
それは四つん這いのマティアがルイスに犯されてている姿だった。

いや、マティアは牝犬となり、牡犬のルイスを受け入れる愛の営み。
マティアはミルクを噴きながら悦び、ルイスも愛する牝を抱く悦びに腰と尻尾を振っている。
そう、このルイスはかつて森で魔犬に犯され、処女を奪われ孕まされたマティアの子供だったのだ。
そして、今や立派な成獣となり、マティアのつがいとして彼女を犯す。
ルイスとマティアの強い絆の正体こそ、これだったのだ。

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