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女戦士ユーナの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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女戦士ユーナの冒険 111

「はぁ…はぁ…ミ…ミネアは?」
「まだ子宮口が全開になっておらん。もう少しなんじゃが…」
産まれたばかりの我が子に乳をやりながら、ミネアを心配するマーニャ。さすが20回目だけあって余裕である。
そのミネアは必死に押し寄せる快感と戦っていた。
「あぁ〜ん!!!またいっちゃうぅ〜!!もうイキませてえぇ〜!!?」
「まだじゃ。あと少しの辛抱じゃよ」
「いぐううぅぅー――っ!!!?」
勢い良く潮を吹きながらビクンビクンと身体を痙攣させるミネア。
「やはり今回も帝王切開かのう…」
グレムは小さな声で医師に話しかけた。
「はい…姫様のお体を考えると、その方がよろしいかと…」
乳だけは大人顔負けのミネアだったが、その他の部分は13歳の年相応。性器も出産に耐えられるかどうか判らない。
ゆえに前回の出産は帝王切開で行われた。通常、帝王切開を2回したら母胎が弱って、もう子供は産めないと言われている。
「そうじゃのう。やむをえん。手術の準備を…」
「はぁ…はぁ…ま…待ってください…お父様…あはぁんっ!…私…このまま産ますわ!!」
「ミネア、聞いておったのか?」
「わ…私…はぁはぁ…まだ…お父様の子を産んでませんのよ…んんっ!…こ…この子で最後なんて…あぁんっ…嫌ですわ!…お母様みたいに…はぁ…はぁ…20人の子を産むの!!」
快感で息も絶え絶えに言うミネア。その決意にグレムは打たれた。
「うむ、その心意気や良し!やってみよ、ミネア!」
「な…何を仰いますグレム様!?自然分娩では姫様のお体に負担が…」
「「やかましい!!」」
グレムとミネアの気迫に押されて医師は黙った。
「子宮口が開きました!」
ミネアの秘所を覗き込んだ助産婦が告げた。
「そうか!ミネア、もう遠慮は要らん!!思いっきりイキめ!」
「はいぃ…お父様ぁ!……ふんっ!!!」
ミネアは腹の中の子を産み出すべく、全力でイキむ。
「ふん〜っ!!!…んん〜!!!…あぁん…だめぇ!!オマ○コきもちいいよぉ〜!!!」
「快楽に負けてはいかん!腹に力を込めろ!」
「ふんー――!!んんー―!!!んあっ!!!!う…産まれ…た…」
「ほぎゃぁぁぁ〜っ!!!」
初めて自分の力で出産をやりとげたミネアは、赤ん坊の元気な鳴き声を聞くと気絶した。
「よくやったのう、ミネア。ゆっくり休むがよい…」
そう言ってグレムは気絶したミネアの唇に口付けした。
「お父様…」
その様子を見て微笑みつつ、マーニャは言った。

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