PiPi's World 投稿小説

魔導騎女
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 4
 6
の最後へ

魔導騎女 6


…恥ずかしい。

ルカとミカはそれしか理解できない。初めて異性に肌を見せるのは、予想以上に恥ずかしかった。…どうしても二の次が踏めない。
二人の美少女の両碗は、いまだに胸と腰のあたりを覆い隠していた。

しかし恥ずかしいのは彼女達だけではない。女顔でも、リオとて童貞少年。恥ずかしさでいっぱいだった。
だが、それ以上に支配する感覚は『欲求』であった。
初めて見る異性の裸。肌。乳房。太股。
それら全て、男として欲していたのだ。それ故の証が、反り返ったペ○スだ。
男として。牡として。全てを手に入れたい。

童貞なら一度は考える。だがリオはそんな獣ではない。逆にこのような美少女だからこそ、大切にしたかった。
確かにこの場にいるだけで限界まで勃起するほど興奮している。
しかし同時に彼女達をいとおしく想うのだ。


だから。



―ちゅっ。



震えるルカの唇に、キスをした。

「…リオ、君?」

「ルカ、ミカちゃん。良く聞いて。ボクはこれから二人を抱く。魔導騎女の契りの事もあるけど、でもボクはそれとは関係無しに二人を抱きたい。だって…」


男、リリオット。一世一代の勇気を振り絞る!!(全裸だけど)
「だって、こんなに愛しい気持ちになったのは初めてなんだ。まだ会ったばかりだし、好きと言えるかわからないけど……ボクはこの気持ちを大切にしたいと思うんだ」

そう言うと、リオは二人を抱き締めた。


―とくん―


ルカもミカも。
鼓動が高鳴る。


いつの間にか。
二人の震えは収まっていた。
そして、二人は・・・
「私達だって、まだリオ君の事を好きなのかどうか分からないわ。」
ルカが真剣な表情でそう言う。
「でも、リオ君の事をもっと好きになっていきたいと思ってるの。」
ミカがそう言うとルカも頷く。
リオが思い切った告白をしたのと同じく、二人にとってもこれが思い切った告白なのだろう。
そして、二人は完璧なタイミングで声を合わす。
「「これから宜しくお願いします、マスター!。」」

破壊力抜群の笑顔と共に繰り出された殺し文句に、リオは萌え過ぎて目眩を覚える程だった。

(うっ・・・鼻血出そう・・・)
興奮にリオのペ○スは小さいながらも、暴れ狂うようにギンギンに勃起してしまう。
しかし、勿論ケダモノとは程遠いリオだけに、理性でぐっと抑えるのだが・・・
彼女達はそんなリオの苦労(?)を嘲笑うかのように可愛らしく魔導騎女になる為の口上を述べる。
「マスター、私ルカ・・・」
「私ミカは、マスターの魔導騎女となる誓いを申し上げます!。」
これは全ての魔導騎女とマスターがパートナーになる為の誓いの言葉である。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す