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魔導騎女
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔導騎女 3


ホールに辿り着いたリオは自分の椅子を探す。ようやく自分の席を見つけ、座るとため息を一つ。
何せ村を出発して数時間、ほとんど休憩無しだったのだ。疲れも出てくる。
しかしこれから行われるのは、魔導騎女を目指す者達の入学式。寝るわけにはいかない。

「あの、隣いいかな…?」

必死で眠気と格闘していたリオは、その声で一気に目が覚めた。
気がつけば、リオの前に少女が立っていた。

リオと同い年程度の少女。やや童顔にポニーテールが第一印象だった。

「ちょっとごめんね」

通路からこちらに入ろうとする少女に、リオは少し椅子をずらして少女を向かい入れる。

「キミもマスター候補?」
「うん。ボクはリリオット・ローグ。君は魔導騎女候補?」
「そうだよ。アタシはルカ。ルカ・ソルハード。よろしくね♪」
「お姉ちゃ〜ん、待ってよ〜」
すると、ルカの後からルカと同じ顔でツインテールの少女が来た
「あっゴメンね?ミカ一人にして」
ルカは瓜二つの少女と会話をした
「あの〜誰?」
「ゴメンナサイ!、この子は双子の妹のミカって言うの♪ミカ、挨拶をして」
「ハ〜イ。初めまして、ワタシの名前はミカ、ミカ・ソルハードです」
「宜しくね」
そんな話をしていたら、入学式が始まった
ホールの壇上に一人の女性が上がってきた
「初めまして、私はガレロード学園の校長を勤めているナタリアと申します。今、此処に居る皆さんが魔導騎女とそのマスターとしての一歩を踏み出そうとしています。一日も速く一人前の魔導騎女とマスターに為って下さい」
そう言ったナタリア校長は壇上から降りた

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