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妖藤魅央と魔霧衆
官能リレー小説 - ファンタジー系

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妖藤魅央と魔霧衆 10

そして魅央は、自分の上で快感にうち震えて脱力している霧恵に再び愛撫する。
魅央を相手にこれだけ乱れてくれる娘は大切にしてあげたいからだ。
狐耳を撫でてあげたり、白く大きな胸を軽く揉んだり、腋の下や脇腹をつついたり。
「はぁぁん・・・・幸せですぅ・・・」
それに応えるように、霧恵は言うと魅央の唇に口付けする。
「じゃあ着替えるか。綾乃、舞衣に服を持ってきてくれ。」
「はい、魅央様。」
「既に用意できてます。」
魅央は綾乃と舞衣に着替えの服を二人に着替えさせて貰い綾乃、舞衣、霧恵に案内され居間へと向かった。

ー妖藤家居間ー

「おはよう、魅央さん。」

「お兄様、お早うございます」

「兄さま、おはよう。」

「母上、お早うございます。」

居間に着くと魅央は上座に座り右側に座ると着物を着た物腰が柔らかく柔和な顔立ち、しかしながら胸と尻は肉感的である女性が魅央に挨拶すると魅央も挨拶する。
彼女の名前は妖藤禊、魅央の母親にして魅央の後見人である。

そして、幼いながらも淑やかに楚々と挨拶し、どこか影を秘めているのが、妹の葉月。
逆に葉月と対照的に元気に魅央に挨拶するのが陽芽、葉月の双子の妹である。


禊は里の歴史を見渡しても稀なまでの強運の女として語り草になっている。
というのも、初体験は12歳の時のことだが即妊娠、13歳で魅央を産んだからである。そして16歳で葉月と陽芽を産んでいる。
だからまだ27歳。魔霧衆の女であるだけに、熟した魅力と若い魅力が同居した優しそうな女性である。
ちなみに禊は魅央にも何度か抱かれているのだが、それはおいおい明らかにしたい。


「頂きます。」

「はい、頂きましょう。」

「頂きます。」

「頂きます!!」

魅央が来て、頂きますと言うと。
やっと朝食の時間が始まった。
禊と葉月と陽芽も続き食事に入り綾乃、舞衣、霧恵は魅央の給仕に入った。
妖藤家では当主が席に着くまで食事は食べられないのである。
それだけの当主の権力なのは絶対なのは言うまでもない。
その為か、楚々とした禊や葉月は平気だが、元気で行動的な陽芽には少ししんどいのである。

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