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妖藤魅央と魔霧衆
官能リレー小説 - ファンタジー系

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妖藤魅央と魔霧衆 11

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「ご馳走様、葉月!!早く遊びに行こうよ。」

「待ちなさい陽芽、まだ間に合いますよ。
それにもう少し静かになさい。」

「え〜そう言って、この間遅れたじゃない。」

「ふふふ……」

いち早く食べ終えた陽芽は双子の姉葉月に遊びに行こうと催促するが、急かされる呆れながら葉月は陽芽を宥めるが、陽芽は聞き入れない。
何時ものやり取りに丁度食べ終えた魅王が「ふふふ」と笑みをこぼす。

「兄様、何が可笑しいの!!!」

「陽芽、お兄様に当たるのはお止しなさい。あなたが騒がしいのが悪いのですよ。」

「だって、笑うんだもの………」

魅央が二人の何時もの他愛無いやり取りに笑い出すと、馬鹿にされたと思った陽芽が魅央に突っかかるが、葉月に注意されて、魅央に笑われた事を言い拗ねる。

「ふふふ、ごめん、ごめん、陽芽。後で葉月と一緒に可愛がってあげるから、機嫌直せよ。」

「えっ…そっそれは…」

「お兄様、流石です。楽しみですわ〜」

「葉月、ちょっと!!」

拗ねた陽芽を宥める為に魅央は後で葉月と一緒に可愛がると言うと、陽芽はどもり出すが、葉月は大喜びする。
ここで可愛がるとは文字通り魅央は葉月と陽芽とセックスするのである。妖藤家当主は血の繋がった妹を抱くのも許されるのである。

何故ならば妖は女しか生まれないのである。
しかも、妖は当主以外の男と交わったら死刑という厳しい決まりがあるのである。
その為、当主は孕める人間の女は近親でも抱くのであるが、当主が男子を儲ける確率はかなり低いのである。
それゆえに当主が男子を残すのは最重要義務なのは言うまでもない。

そして、陽芽がどもったのは魅央に抱かれるのが嫌だからではない。寧ろ兄が与えてくれる快楽は気持ち良いが、余りの中毒性の強さ故に葉月は魅央の愛撫に毒されている。その為か、陽芽は兄が少し苦手な時があるのである。

そして、魅央も葉月と陽芽の未成熟の肢体が非常に魅力的なので必要以上に貪る事もあるのである。
去年、現に葉月と陽芽が初潮が来たのが判明し、二人は魅央に抱かれて凄まじい快楽を得て、葉月は魅央依存症が深まったのである。
そして、陽芽も魅央に抱かれないと時々体が可笑しくなる時が来るのである。

「葉月は良いらしいけど。陽芽は止すかい」

「受ける………」

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