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妖藤魅央と魔霧衆
官能リレー小説 - ファンタジー系

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妖藤魅央と魔霧衆 36

「やあ、麻由元気かい。相変わらずいやらしい乳だね。」

「あっ魅央さま、ご無沙汰です。」
高野麻由(32歳)元は社長夫人であったが、旦那の会社が不渡りを起こし妖藤家に援助を求め為に彼女は魅央の性奴隷になった本来は小学6年の娘がなるはずだったが、麻由が身代わりに志願したのであった。

その表情には、喜哀入り混じった複雑なものがあった。
彼女はここに居るのを今でも、「あくまで旦那の為」と言っており、旦那と娘を大切に思えばこそ、あえてこのようなことに志願しているのだ。
魅央に抱かれている時も、心は今も旦那を向いているが身体は魅央の巨根中毒というべき状態になっていて、抱かれるたびに快感と共に思い悩んでいたのだ。
その事を知っている魅央は多少の悔しさを感じ意趣返しとして、無事子供が生まれたら娘をこっちに連れて行き母娘丼を企んでいた。


「それにしても、麻由は抱くとすごかったな。」
言われて麻由の表情が紅くなる。
旦那はかなりの上手だったらしく、麻由の身体はただでさえナイスバディなのに、実に上手く開発されていた。
特に、いやらしい巨乳でのパイズリは達人と言って良く、里の妖でも彼女とパイズリの腕前で張り合える者は少なかった。
「んもう・・・。」
複雑な表情で、彼女はそれだけを言った。
「まあ、元気な娘が産まれるといいな。」
「はい。」
笑顔になって麻由は答えた。

高野家の事業は、妖藤家の増資と、補佐として送り込んだ1人の妖による指導で現在はほぼ復活していた。
既にその事を知らされていた麻由は、夫が窮地を抜け出したことで安心していた(最もこの一件で高野家の経営する会社の大株主である妖藤家の傀儡化が進んだのは否めない。)
ただ、心は夫への変わらぬ愛を抱いているのに、身体は魅央の巨根中毒なのが不安だった。
彼女の夫は先述のとおりかなりのHの達人だったから、帰ればいずれは身体で惚れ直させてくれると麻由は思っていたが・・・・。

「やあ、麗元気だったかい。」

「何の用だよ。」

魅央が麗と呼ぶ水商売風で気の強い髪を金髪に染めた女性は魅央をみるなり怯えながらも素っ気ない魅央に態度で接する。

「あらあら、少しは素直になると思ったけど。」

「うっ………」

何か言おうとするが、泪や涼香の睨み魅央の不敵な笑みで黙ってしまった。
白石麗(24歳)高野麻由の妹で人妻である。彼女が魅央を怯えるにはわけがある。

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