妖藤魅央と魔霧衆 33
ゆよん。
「もうっ・・・魅央さまったら・・・。」
魅央の後頭部に柔らかい感触がして、後ろから手を回された。
そしてメアリーから引き離される。
「お戯れはそのくらいにしてくださいね。大切な身体なんですから。」
「わかったよ涼香。」
魅央は後ろから彼を抱きしめた看護婦の涼香に止められた。
抱きつかれたままメアリーに言う。
「じゃあね。是非とも元気な子供を産んでね。」
「はぁい♪」
「魅央さま、次の人が待ってますよ。」
「そうだったね。涼香、離してくれるかな。抱いてしまいそうだ。」
「ふふ。失礼いたしました。」
明るい声で返事して、涼香と呼ばれた看護婦は魅央から離れた。
振り返ると、Fカップくらいありそうなナイスバディのやさしそうで、それでいて茶目っ気のありそうな美人看護婦の姿があった。
そして魅央たちは次の妊婦の元へ行った。
「魅央さん、お久しぶりです。それに泪さんに涼香さんも。」
丁寧に挨拶してくる美少女。
「博子ちゃん、元気なようで何よりだよ。ご実家の事業も順調だよ。」
魅央に挨拶した美少女は名前を石田博子と言い、実家の事業が窮地になったのを助けてもらう見返りに送られてきた、資産家の娘であった。
ちなみに年齢は魅央と同じ14歳だが、妊娠前の時点でB82、W59、H82と発育はまずまずであった。
「博子ちゃん、お加減はどう?」
「私は大丈夫です。この子も元気ですよ。」
魅央は博子の大きくなったお腹に手を当てた。
彼女は魅央に初めて会った時から、彼にほのかな恋心を抱いていた。里に来てしばらく、魅央と遊んだり一緒に勉強したりしていたが、いつしか魅央に本気で恋してしまったのだ。
そして、博子は魅央の周りに居る美女達(妖たち)の存在に焦り、覚悟を決め魅央に告白。そこから魅央に身体を開くようになるのはすぐだった。初夜も和姦だったし、魅央の子供を妊娠できたと知った時は大喜びで魅央に報告したのだった。
博子は咲枝のもとで出産までの日々を過ごしていた。そんな彼女は幸せいっぱいという表情で魅央にお腹を撫でられていた。
「じゃ博子ちゃん。元気な赤ちゃんを産んでね。」
「ハイ!」
心底嬉しそうに博子が答えると、魅央は次の女性の所へ。
「やあナンシー、具合はどう?」
「フフッ。バッチリよ。貴方もビンビンね。今してほしい?」
快活に言うこの女性はナンシー・ハドソンと言い、アメリカ出身の黒人である。フェラチ○の達人で、安産型巨尻の持ち主でもあった。