PiPi's World 投稿小説

妖藤魅央と魔霧衆
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 13
 15
の最後へ

妖藤魅央と魔霧衆 15

そう言った時には、伽耶は魅央の巨根への奉仕をあえて中断し、魅央の見事な巨根を指し示していた。
魅央自身も自分の巨根を左手で指差していた。
「嘘・・・・凄い・・・・。」
特段大柄でもない美少年・魅央の股間の立派さにかなり驚く融果。
ちなみに魅央は右手ではまだ沙耶の濡れた秘所をいじっている。
実は快感に震えているのだが、主人たる魅央が話しているので、よがり声を上げそうになる快感を懸命に耐えていた。
魅央も、そんな健気な沙耶への内心での評価を少し上げていた。
その時、融果は思った。

あんな太く大きいモノを受け入れろなんて、ソープに沈められるより酷いじゃない・・・・。

そして、この部屋へ入る前のみなみとの会話も思い出していた。
「桜井さん。この屋敷に来た女は、ご主人様に自らを捧げないといけないの。貴女のような美人ならばなおさら。もしそれができないなら・・・・。」
!!
融果はその言葉を聞き終える前に、眼前の光景に脅えきっていた。
みなみは話しながら、素早く短刀を抜き放って融果の顔に正面から突きつけていたのだ。
まったくの平然とした動作で冷静に抜き放ったものだから、逆に威圧感・恐怖感はさらに強くなった。
「わかりました?」
「は、はい。」
怯えてコクコクと頷く融果を見ながら、みなみは平然と短刀を収めた。

融果は、脱力して大きく息を吐く。
彼女自身、自分が美人だという自覚と容姿に関する多少の自信があっただけに、命を失う恐怖と顔を斬られて美貌を失うという恐怖で2重に怯えたのだ。

思い出して背筋に冷や汗が流れるのを感じた融果。
青ざめた顔に気づいた、魅央が声をかける。
「どうしたの融果さん。」

「いえ、べ、別に・・・。」
融果は言葉を濁した。下手なことを言えば本当に殺されそうな気がしたのだ。
だが、殺されるのも嫌だが、あの巨根で押し入られるのも怖かった。

Hの経験は多少あったが、魅央の巨根は破格の大きさなのだ。
「さあ、魅央様の元へ行きなさい。」
みなみが融果の背中を押した。
よろよろと、融果が魅央の前に来る。
「ずいぶんよたよたしているね。僕のこと嫌なのかな〜?」

意地悪な笑みを浮かべて、魅央は言った。そしてさらに言った。
「沙耶、今度きちんと抱いてあげるからね。」
そう言うと今まで沙耶の秘所をいじっていた右手を離す。
「はふぅ・・・・。」
快感を必死にこらえていた沙耶は、そのまま仰向けにベッドに倒れこんだ。
そんな沙耶に一瞬だけ暖かい視線を向けた魅央は、意地悪な視線を融果に向けた。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す