妖藤魅央と魔霧衆 12
魅央は陽芽に嫌かと尋ねると陽芽は受けると呟く。
それだけ兄魅央から与えられる快楽は魅力的なのである。
「じゃあ、楽しみにしてなさい。」
「うん……」
魅央は楽しみにしてろと優しく言うと、陽芽は頷き遊びに行く。
「綾乃、舞衣、霧恵、僕らも行くよ。」
「「「はい、魅央様」」」
食べ終えた魅央は綾乃達を引き連れて、今日の仕事場へ向かった。
「今日の仕事はなんだ。」
「今日は牝畜館で種付けですわ。」
「そうか、人間を犯すのは久々だ。」
牝畜館、魔霧衆が裏稼業の一環として様々な手段で連れてきた人間の女性を収容し、妖藤家当主が世継ぎになる男子を種付けする施設である。
最も妖藤家当主は人間の女から男子を設け難く、専ら女子が多い。
最も生まれる女子は人間である為、生まれたら妖藤家が支援している施設が引き取るのである。
そして、男子は妖藤家当主として育てられるのである。
だが、魅央は赤ん坊の時から母禊に育てられた。何故なら禊は赤ん坊の時、樹海で捨てられてたのを先代である魅央の父に拾われて娘の様に育てられたのである。
そして、12で先代との初体験で魅央を設けた。本来次期当主は数名の乳母妖に育てられて、産みの母は伏せられるが、禊に甘い先代はそれをしなかった。
最も乳母は付けられたが、禊は魅央と引き離されることはなく今日に至るのであった。
「そして、午後は妖との種付けです。」
「ありがとう舞衣。」
午後のスケジュールを舞衣が説明すると、魅央は舞衣の尻を撫でる。
しかも、その手つきはいやらしいのは言うまでもない。
張りのある美尻を撫でられて、舞衣が嬉しそうにHな声を上げる。
「はああん♪」
下着はつけていない為、服越しに触感を感じる。
触られると反応して子宮がきゅんと疼く。
「あん、魅央様ぁ。」
「あはは、ごめんごめん。牝畜館へ行かないといけないんだったね。」
明るく魅央が言うと、舞衣がちょっと残念そうな顔になる。
本当は、秘所がただれるほど抱かれたいのである。