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姉妹と少年〜復讐者たち
官能リレー小説 - ファンタジー系

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姉妹と少年〜復讐者たち 33

アンジェリカは眠ったままのテオに振り返る。
魔女が彼に何をしたかも気になるところだが・・・。
今は仲間たちの危機を優先しなければならない。
アンジェリカは後ろ髪を引かれる思いを断ち切り、ジェシカとフロールの部屋へと駆け出した。
部屋を出たそこでは、ちょうど駆けつけたヒューストンが部屋のドアを開けたところであった。
その顔は驚愕一色で染め上げられ、声も上げずに目の前の光景に釘付けとなっている。
いったい何が?アンジェリカは嫌な予感を振り払いながら中の様子をうかがった。
それは、ジェシカとフロールが息子達にバックから犯されて白眼を剥きながら激しく喘ぐ姿であった。
それだけなら余り変わらないとも言えるが、彼女達の喘ぎ方や息子達の激しい腰の振り方は異様だった。
どれだけ快楽に墜ちようと、産まれ持った気品や美しさは増している気さえするジェシカとフロールだったが、その美しい顔を今まで見せた事が無いぐらいに歪めて白眼を剥き絶叫する有り様は、普通のセックスとは程遠く見えた。

そして二人の巨大な乳房は更に巨大になり、びっくりする程に大量に母乳を噴き出し床を派手に濡らしていた。
母達の異常さにアンジェリカもヒューストンも顔色を変えるが、息子達も異様だった。
姿形は変わってないが、何かに取り憑かれたように激しく腰を振り続けている。
幾度となく射精したのか母親の腹を妊婦のように膨らませているが、その腰の振りは治まる様子は無い。
「ひいっ!、ひやぁっ!、腰がっ!、腰が止まらないよぉっ!!」

ジェシカの息子、犬耳のクーが泣きながら叫ぶ。
「痛いっ!、痛いっ!、オ○ンチンが爆発するよっ!!」
フロールの息子、角の生えたシャーレも泣きながら腰を振り続ける。
ジェシカとフロールの悲鳴は、二人の息子に凄い勢いで襲われた為のようだった。
それにしても凄い有り様だ。
ジェシカとフロールも快楽が行き過ぎて苦痛のようだし、息子達も同じようだ。
呆然と見るしかないアンジェリカの頭の中に、あの魔女の声が響いた。

「ふふふ、素敵でしょ?……彼女達は自分が産んだ息子の性奴隷になって貰ったわ。彼女達は定期的に息子精液を中出しされて乳を搾られないと苦痛を受けるし、息子達は定期的に母親の中に射精しないと苦痛を受けるのよ。息子と交わる汚らわしい母豚になればいいわ!……だいたい墜としても美しいままってのが気に食わないのよ!!。もっと浅ましく墜ちなさいっ!!!」
姿は見えぬ魔女の怒り様は凄いものだった。
彼女達が逃げた事より、違う何かに怒りが納まらないらしい。

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