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グラディエイター
官能リレー小説 - ファンタジー系

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グラディエイター 35

身体のことも気遣って、やめさせようとするのだが、クランは一向に聞き入れない。
だがこれではあまりに彼女が報われない。
キータはため息をついて覚悟を決めると、ジョアンにお願いすることにした。

「ジョアン様。お願いでございます。
 そろそろキータを抱いてやってくださいまし」

その言葉に豊満な身体つきのメイドを侍らせていたジョアンは、黙ってキータとクランを交互に見比べる。
他のメイドたちもそろそろ許してやってくださいとばかりに目で訴えている。
完全に悪役になっていることに、ジョアンは思わずため息をつく。

(―――今日も失敗か)

ジョアンは別にストレス解消のために嫌がらせしているわけではない。
何度言っても聞き分けのないクランに、自分をあきらめさせてもらうための命令だったのだ。
本当の所、ジョアンは全くクランに興味が無い分、彼女をアルトに付けようと意地悪していたのだ。
知り合いの方がアルトも安心するだろうと言う兄らしい思いやりだったのだが、ジョアンが考えているよりクランが一途だったのだ。
(全く…困った奴だなぁ…)
クランにとっては悲しい話だが、どんなに頑張ってもジョアンがクランに抱く印象はこうなのである。
しかし、流石にこれ以上はクランを苛める事はできないので、ジョアンはキータを引き寄せ、その見事な胸に顔を埋めながら言う。

「解った、キータ…じゃあ、みんなで『胸』で奉仕したら赦してやるよ」
『胸』を強調したのは、奉仕するだけの胸がないクランへの当て付けもある。
要は、クランは奉仕すら『お預け』と言う事だった。
メイド達は、ジョアンがクランを赦したので安堵するのと同時に、奉仕を命じられた事に喜びで舞い上がる。
そしてクランの事を忘れたように、我先にと胸をはだけ、見事な双乳をジョアンの目の前にさらした。

そして始まるメイドたちによる奉仕合戦が始まった。

「ンっ・・・ふあっ・・・♪ど、どうですか、ジョアンさまぁっ・・・?」
「やあぁっ・・・だ、ダメっ・・・!ち、乳首つまんじゃダメぇっ!?」
「と、止まらないっ。おっぱいあふれて止まんないよぉっ!?」

性器はもちろんのこと、みんな思い思いに大きな乳房をジョアンに押し付け、奉仕する。
あっという間に乳房の海におぼれたジョアンに、クランも負けじとその海に飛び込む。
しかしツルペタのロリ体型が、ナイ胸を押し付けることほどむなしいことはない。

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