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元隷属の大魔導師
官能リレー小説 - ファンタジー系

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元隷属の大魔導師 95

「んぉっ………ふぅっ……あむぅ………」

一突きする度に歓声を上げるアリアの耳元に顔を寄せるとデルマーノは囁く。

「アリア………もう、イきそうなんだがな?」

「うんっ………膣中で……イってぇっ!……私もぉ…ぁうっ……イくからぁ………んぁっ!……」

「そうか。なら遠慮なく……」

…ビチャッ………グチュ……ズュッ、ズュッ!……

デルマーノは腰の動きを速めた。

「あっ……んぁ………うぅっ……」

「アリア……もう………」

「キてぇ!……膣中にぃ………あっ、あっ、あっ……」

「アリアァッ!」

「んああぁっ!……デルマーノ、デルマーノォォッ!」

ドクッ………ドクドクッ…………ドクンッ!……

デルマーノは本能的にアリアの奥へ生命を宿すため、腰を突き刺す。
彼の熱棒が跳ね上がる度にアリアは身体を痙攣させた。

「はぁ……はぁ……はぁ………」

「アリア………」

「デルマーノ……んんっ」

デルマーノはアリアに己を印すように強く、唇を押し付ける。

「んっ………ちゅ……あぅ………」

デルマーノが唇を離すと二人の間で唾液が糸を引いた。

「………ぁっ」

ズルリ、とデルマーノはアリアの中から抜け出る。

その感触に絶頂を迎えたばかりで敏感なアリアは眉をひそめ、声を漏らした。

「ヒッヒッヒッ………さぁて。まだ、一時間ばかしあるが……戻るか?」

「……ええ…………でも、ちょっと……待って………」

「あん?」

「腰が………抜けちゃって…………立てない……」

「……………」

デルマーノはまじまじと頬を赤らめ、失態を告げるアリアを見つめる。

「………デ、デルマーノ?」

「くっ………ぃひっ………ヒッヒッ…………ヒッヒッヒッ……」

「ちょっ………笑わないでぇっ!」

「いや……くひっ………でもよ……イヒッ……」

「もう……もう、もう、もうっ!」

右手で口元を隠し、肩を震わすデルマーノをアリアは唇を尖らせ、睨みつけた。




それから三十分程し、デルマーノとふらふらとだが、漸く歩けるようになったアリアは浜辺へと戻った。
そのアリアの様子を見たフローラに彼女は散々、からかわれ、苦労する事となる。


集合時間となり、二人の王女や学生達と共にアリア達、騎士らも宿へ帰り、今は晩餐の席であった。
キョロキョロ、と辺りを見回すアリア。

「………どうしたの、アリア?」

「えっ、と………人数が……足りなくない?」

遠まわしに言ってはいるがアリアがデルマーノを捜していることは明白である。
アリアとフローラを挟んで座ったヘルシオが口を開いた。

「ああ、デルマー……痛っ!」

アリアの疑問に答えようとしたヘルシオの太股をフローラがつねる。
痛みで話しを中断させられたヘルシオはフローラに非難の視線を送った。
フローラはアリアに見えないよう片目を瞑り、唇の前に人差し指を立てる。
黙っておけと言う事か。
ヘルシオは首を傾げながらも頷いた。

「………ヘルシオ君?」

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