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呪いの性剣
官能リレー小説 - ファンタジー系

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呪いの性剣 4

「むっ…」
「こ…これは…!?」
二人は咄嗟に身構えた。
女が目を開いた。
彼女の全身から凄まじい淫気が放たれている。
顔はあのリニーそのものだ。
だが身体付きは彼女のそれとは異なる。
体の線は女としての凹凸がより顕著になり、全身ムッチリとした肉付きの良い男好きのする体型、Cカップの美乳は今やJカップ…いや、Kカップはあろうかという爆乳へと変貌していた。
「流石は性剣…男を発情させるのに特化している」
「しかし、これを剣と呼んでいいものか?」
部下の男の言う通りだった。剣は女を解放する時に破壊されている可能性がある。
もし、そうならこの女は剣の被害者にすぎない。
「仮にそうでなくても解放は解放だ…、我等の神が喜んでいる様子が目に浮かぶようだ」
いつか神によってされるだろう祝福を待ちきれなくなった2人が肉棒を握り締める。
「…で、どうするのです?」
「うむ、まずはこの女の正体を見極める必要がある。あの禍々しい剣が姿を変えたものか、それとも剣に取り込まれていた女か…」
「それは一体どのような方法で見極められるものなのですか?」
「知れた事、抱いてみれば判る」
「なんと…!で…ではその役、ぜひ私に…!」
「いや、ここは私に任せろ。お前には荷が重すぎる」
格上の男はそう言って格下の男を制すると、身に付けていた物を全てかなぐり捨てて裸の女の上に覆い被さった。
「……」
格下の男はそれを羨ましそうに見つめている。
格上の男は女を抱き寄せ、その唇を奪い、豊満な乳房に手を這わせた。
女がピクリと反応する。
「…う…うぅむ…これはなかなか…何とも揉みごたえのある乳だ…感度も良い…」
そして男の手は胸から秘部へと至る。
「おぉ、もう大洪水ではないか…締まりも抜群…では挿れるとしようか…」
男はギンギンに勃起したムスコを女の膣に挿入した。

 ニュルン…

「あぁ…」
女が初めて声を発した。
一方、男は快感に打ち震えている。
「…おぉ!な…何という事だ…!」
「い…いかがなさいました!?」
格下が尋ねる。
「い…入り口と奥とで別々に締め付けて来る感じ…壁面にはヒダヒダ…奥はブツブツ…これは稀に見る名器だ!千を超える女と交わった私をして、ぶ…ぶっちゃけタマらん!」
そう言うと男は勢い良く腰を振り始めた。

 パンッパンッパンッパンッ…

「…あっ、あっ、あっ、あっ…」
「…はっ、はっ…お…お師匠様ぁ!つ…次は私にやらしてくださぁい!」
腰を打ち付けられる度に喘ぐ女、そしてその光景を眺めながら自らの男根をシゴく格下の男。
「…ふひーっ、ふひーっ、も…もうイキそうだ…間違い無い、この女の正体は、あの禍々しき“呪いの性剣”…うっ!」

 ドピュッ ドピュッ ドピュッ

男は射精した。
「」
その瞬間、男の表情は一瞬にして快感から苦痛へと変貌する。
胸をかきむしって苦しがり、バッタリと倒れた。
「…お師匠様!?お師匠様あぁーっ!!」
格下の男(以後“弟子”)は慌てて倒れた男に駆け寄った。
彼も自慰で達したようで、肉棒の先端から白濁液を滴らせているが、それどころではない。
「…」
助け起こされた師は…しかし既にカッと両目を見開いたまま息絶えていた。
「何だ、つまらんな…せっかく精をたっぷり搾り取れそうな男が現れたと思ったら、まさかたったの一回で腹上死するとは…」
そう言いながら女が立ち上がる。
股間からタラタラと中出しされた精液を垂らしながら…。
「お…おのれぇ!よくも我が師を…!」
弟子が女の前に立ちはだかる。
「フッ…どうする気だ?師匠の仇討ちでもするか?やめておいた方が身のためだと思うがな。お前などそこに転がっている男の足元にも及ばない…」
「これを見てもまだそんな事が言えるかな!?」
弟子は自らの股間を差した。
「な…っ!?」
そこを見た女は驚愕する。
「馬鹿な…我を…この性剣セイユを前にして…眠っているだと!?…いや、だが確かにさっきは…」
そう、弟子の男根は既に萎えていたのだ。
この強烈な淫気の中にあって…しかも極上の美女を前にして…。
弟子は言った。
「驚いたか!私は一日一回出したらもう勃たないのだ!どうだ!?これなら精を搾り取れまい!」

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