アトランティスの爆乳三人娘 32
・・・でも、逃げたからって行く所なんて無い。こんな超乳ガバマンの身体になっちまって生まれ故郷に戻れる訳無いし・・・。しばらくは旅から旅の生活を続けた。そのうちに私と同じ境遇のこの二人と知り合って意気投合。明るいお日様の下で生きていけないならと盗賊家業を始めたって訳さ。ところが・・・」
赤髪の女は自分の大きな腹を見て言った。
「・・・まさか五人目が宿っていたとは思わなかったよ」
女盗賊一人取ってみても、人には様々な事情があるのだ。ジャックは
「・・・苦労したんですね」
というのが精一杯だった。
「あぁ・・・・・・という訳で死んでもらおうか!」
「えっ!?」
赤髪女の話に聞き入っていたジャックは、自分が殺される事をすっかり忘れていた。
「ちょっと待って、頼むから命だけはとらないでください」
「やかましい、こちらとら最近腹が痛くてムカムカしてるんだ。金が無いなら気晴らしでもさせろ」
「そんな」
ジャックは必死に考える。
何とか女盗賊たちの機嫌をとらなければ。
「金は無いですけど、体でよければ支払います」
「体でだと」
「ハイ、よろしければおなた様の御無聊をお慰めします」
ようするに、ジャックはセックスで女盗賊に命の代価を支払おうというのだ。
この言葉に、三人も大笑い。
「あんた正気かい、こんな腹の出たボロボロの女を抱こうというのかい」
「もちろんです。自分の貧相なモノでよろしければ、精一杯ご奉仕します」
「ふーん」
赤髪女はじっとジャックを見つめる。
ジャックはその視線をうけ、目を逸らさずにいた。
赤髪はしばらく思案したあと、承諾の返事をした。
「いいだろう。ただしあたし達が満足できなかったら、わかっているよね」
「わかってます」
もし満足させることが出来なかったら殺される。
だがジャックは一縷の望をかけて、賭けにでたのだ。