PiPi's World 投稿小説

屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 51
 53
の最後へ

屍美女の大群 53

野性的で肉食獣のような美しい顔や筋肉質な肢体は、まるでアメリカンコミックから抜け出してきたような美女だった。
そんな美女の膝の上で悶える少女は、大柄な美女とは違いすこぶる小柄である。
身長は、155cmと小柄な駿よりかなり低く、150cmに届かないぐらいだろう…
顔つきは11,2歳程度、かなり癖っ毛のショートカットで可愛らしい童顔…だが、首から下は智恵美によく似た童顔に不似合いなエロくムッチリした躯…
胸のボリュームは、その大柄な女性や響香や佳代よりあり、大柄な女性の手で揉まれて、母乳を噴き出していた。

響香と佳代には、この二人に見覚えがあった。
「綾子っ!…それと美羽じゃな!」
佳代の発した声に綾子と呼ばれた女性が手を止めて顔を上げ、猛獣のような表情で響香と佳代を見る。
美羽と呼ばれた少女は、手が止まった事に戸惑い、もっとして貰おうと綾子に身体を擦りつける。
猛獣のような表情で二人を見ていた綾子だったが、それが誰であるか理解して表情を変える。
「おっ、お母様っ!!…何故こんな所にっ!!…」
猛獣の表情が揺らぎ、一瞬恐怖がその表情に浮かぶ。

智恵美の妹である綾子…やはり姉妹にとって佳代と言う母は怖いものらしい。
綾子の言葉からも、それが窺い取れる。
「んんっ?…そっちは響香か?」
「…はい…お久しぶり、お姉様…」
響香の叔母に対する微妙な表情と口調…それは只の叔母と姪の会話ではない。
「なあ、お母様の所に居ないで、アタイの所に来ないか、響香…来たらアタイの娘と一緒に牝奴隷として可愛がってやるぜ」
綾子は響香に猛獣の笑みを見せながら娘…美羽の背中を撫でる。

「んぁっ!…美羽はママの牝奴隷なのっ!…だから、だからっ、美羽をもっと可愛がってぇっ!!…」
母親に調教されて牝奴隷化した美羽を見て、響香は複雑な表情を見せた。
かつて、響香は若かりし頃に綾子にレイプされて処女を失っていた。
姉の智恵美に屈折した愛情を持っていた綾子が、姉の結婚に更に愛情が屈折し、その屈折した愛情が響香に向かった訳である。
レイプされた響香は、調教され身体を開発されて綾子の牝奴隷のようにされた。

結局、美羽を産んだ時に綾子が死んだ為に解放されて自由になった響香だったが、綾子との関係は快楽の地獄と言う感じであった。
女同士の快楽を知ってしまった響香は、それを振り払う為に早く結婚する道を選んだが…結局、夫婦の夜の生活が上手くいかなかったのは、間違いなく綾子に仕込まれた要因が大きかった。
響香にとっては愛憎色んな感情が交錯する因縁の相手だった。
「お断りします、お姉様!」
力強い響香の声を聞いて、佳代はこの場を響香に任せる事にした。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す