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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 46

明日香がその声に反応して佳代に駆け寄るが、智恵美はまだ立てないでいる。
響香は心配そうに屈んで智恵美の顔を覗き込んだ。
「ママ…大丈夫?…」
「響香ちゃん…これ…癖になりそう…」
痛かったのだろうが、智恵美の表情は恍惚としていて、響香を見る瞳は潤んでいる。
どうやら、この状況にドMの血が目覚めたらしく、肉壷に飲み込ませっぱなしのバイブをいじり熱い吐息を吐く。
これには、さしもの響香も頭を抱えるしか無かった。
「ママ…駿の事があるから急いで…」

同情したのが馬鹿らしくて、言葉にも少し冷たさが入ってしまう。
「いやーん!、響香ちゃん、冷たいっ!」
「ママッ!、感じるのは駿に会ってからにして!」
そう言う母の手を掴んだ響香は、苦虫を噛み潰したような表情で引っ張り起こして佳代達の後に付いて行ったのだ。

その罠からすぐ、次の罠が待っていた。
奈落の底に続くような大穴に、一本橋が渡してある。
しかも、その一本橋…断面が正三角形なのだ。
何ヵ所かを鉄で補強されていて、乗っても落ちなさそうだが、形が三角形である。

余程のバランス能力が無いと奈落の底行きだ。
しかも、向こうまでジャンプするには距離があった。
「佳代ママ、どうするの?…」
「うむ、上を歩いて渡るのはリスクが大きすぎるな…跨いで渡るしかあるまい」
佳代の言葉に、響香と智恵美はえーっ!と声を上げる。
それだと、三角木馬の上に乗って進むのと同じだ。
「つべこべ言うな!…駿坊を助ける為には仕方ないじゃろ!」
佳代はそう言うと、時間が惜しいとばかりに一本橋に跨がり進み始める。

「ふうっ!、くわっ!…ご先祖様達は楽しい仕掛けを作ってくれるわいっ!」
当然、跨がって股間を擦るから、佳代の口から甘い声が漏れる。
それでも、少しずつ喘ぎながら前進していく。
「お母さん…もしかして、意外と楽しいのかな?…」
「いや、楽しい訳じゃ無いと思うけどね…」
佳代の様子に興味を引かれて言う明日香に、『変な趣味覚えたらどうするのっ!』とばかりにため息つく響香…

しかし愛しい駿のため、背に腹は変えられない。
残る3人も次々と橋を渡っていく。
ちなみに順番は響香・明日香・智恵美となっている。
4人はこすれる股間の快感に悶えながら少しずつ前進していく。
しかし4人は忘れていた。これは罠の1つであるということを。
前からは見えなかったが、だんだん先に進むたびに正三角形は二等辺三角形となりだんだん鋭くなっていく頂点が少しずつ4人の股間に食い込んでいく。

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