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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 40

駿を抱えて行った女性は、洞窟の奥に行くと自分の棺の傍に座り、駿を抱き締めたまま暫くそうしていた。
女性…いや、少女と呼んだ方がいい年頃である。
その顔は余りにも駿と似ていて…髪型の違いや、少女の屍美女に相応しいふくよかな膨らみや駿のペ○スを除いては、ほぼ二人はそっくりである。
少女は駿を抱き締めながら嬉しそうな表情を見せるが、その瞳にも表情にも理性的な光は無かった。
そんな理性の無い屍美女の彼女だが、駿をいきなり襲おうとはしない。

何かを確かめるように、駿を抱き締め…感触や匂いまで探っていた。
『シュ…オ…マル…』
少女はそう小さく呟き、動物が警戒を解くように身体の力を抜いて、まだ目覚めない駿に身体を擦り付ける。
そして、少女は理性の無い屍美女とは思えない程の優しい動作で駿を寝かし、邪魔だとばかりに駿の服を引き裂いていく。
家族達と違い服を着ていた駿も、屍美女のパワーを前に服は簡単に引き裂かれてしまう。
全てを引き裂き、駿のペ○スが露になった時…少女は歓喜の叫び声を上げた。

駿のペ○スを見ただけで潮を噴いた少女は、まだ勃起すらしていない可愛らしいペ○スに跨がり、腰を振って行く。
言葉にはならない獣のような声を上げながら、駿のペ○スの上で腰を振っていると、駿のペ○スはムクムクと頭をもたげてくる。
少女はそれに理性の無い歓喜の声を上げて、更に激しく腰を振った。

やがて意識のない駿の剛直から射精が始まる。
少女はそれを一滴たりとも逃すまいと胎内で受け止めきると、駿の身体にしなだれかかり、動物のようにすりすりと身体に頬をこすりつける。
駿の射精を受けてわずかに理性を取り戻した少女は、意識のない駿を愛おしそうに抱きしめ、声をかける。

「駿王丸・・・愛してる・・・」

それは駿ではない、別の誰かに向けた言葉であった。

――――

「う・・・ううッ・・・」
「あ、起きた!佳代ママっ、お母さんがおきたよっ!?」

その頃。放置された響香はようやく意識を取り戻していた。
先に目覚めた明日香と佳代が駆け寄り、響香を介抱してくれる。
智恵美はまだ目覚めていないのか、横になったままだ。
響香はボンヤリする頭で必死に倒れる直後の記憶をたどる。
そうだ。自分はあの時、コウモリの大群に襲われ、撃退するもコウモリについていた金色の粉で気を失って・・・。
ばやけた頭に駿はどうしたという疑問が浮かぶ。

「・・・そうだ!駿は一体どうし・・・!?」
「あぐっ!?」

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