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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 286


その瞬間、マリナは一瞬でその存在を吹き飛ばされてしまいそうな、そんな感覚を味わった。
あまりの快楽に脳が処理しきれないまま、絶頂してしまったのだ。
陸に揚げられた魚のように口をパクパクしながら、マリナはポロポロ涙をこぼす。

「イキますよ、マリナさんっ・・・!」

そして駿の陵辱が始まった。
それは腹上死なんて冗談みたいな死に方が実在するのだと、マリナが理解した瞬間であった。

――――

それから。マリナは何回、何十回とイカされ続けた。
何回イカされたのか、わからないくらいにイカされた。
絶頂しているときにさらにイカされ。
気絶しても絶頂の快楽で無理やり起こされた。

「どう、ですかっ、マリナさん・・・!
 まだ死ねそうにありませんかっ・・・!?」
「りゃめ、りゃへえぇっ・・・!まりゃ、まら、イッひゃふうぅっ・・・!」

ろれつの回らない言葉を発してマリナがイク。
だが駿の猛攻は止まらない。
絶頂した状態から階段を駆け上がるようにさらに2〜3回ほどイカされる。
そこに駿の精液がとどめとばかりに注がれる。

「・・・ぃっ!・・・ぁ・・・は・・・っ!!」

あまりの快楽に、マリナは声も出ない。
だが彼女は死ねない。
その証拠にマリナはすでに腹が膨らむほど精液を注がれているにもかかわらず、まだ生きている。

「はあッ・・・はあッ・・・!」
「まだ死ねないみたいですね・・・。
 それじゃ今度はもっと強くイキますよっ・・・!」
「・・・ッ!?りゃ、りゃめ・・・!ひゅ、ひゅるひ・・・!
 〜〜〜〜〜ッ!!??」

最初は死んだ勇一の後を追いたくて死にたがっていたマリナ。
しかし駿の激しい攻め・・・否、責めに彼女の心に変化が起こっていた。
あれだけ死にたがっていたマリナが、死ぬことを嫌がり始めたのである。
そのきっかけは今なお続く、駿の猛攻にあった。
最初は彼氏の後を追いたいと思っていたマリナ。
しかし想像を絶する快楽の嵐に、マリナはこの快楽地獄から逃れるために死にたいと思うようになった。
だが何度イッても死ねないことを悟った彼女は、やがてこう思うようになる。

『もう嫌だ。もう死にたいなんて言わないから自分をこの地獄から解放して』

と。

「どうしたんですか、マリナさんっ・・・!?
 あんなに死にたがっていたんじゃないですかっ!?」
「あ〜〜〜〜ッ!?あ〜〜〜〜ッ!!」

獣のような声を上げながら、ブンブンと首を横に振るマリナ。
快楽のあまり、言葉さえ話せないようだ。
そんなマリナに駿は厳しい言葉を浴びせる。

「何言ってるんですか!?あんなに死にたがっていたくせに!」
「あ〜〜〜ッ!あうあぁ〜〜〜ッ!!」

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