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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 285

その時の駿のまなざしを、マリナは一生忘れることはできないだろう。
駿の目は恐ろしく冷たく、まるで魚や家畜をしめるような、そんな目でマリナを見下ろしていたのだから。
家族にいいようにからかわれ、襲われていた甘えん坊の男の子なんてどこにもいない。
ただ魚をさばくように自分を殺そうとする、冷徹な男がいるだけだった。
その視線に、マリナは無残に殺された自分の姿を鮮明にイメージした。
そして次の瞬間。

「い、いやああぁぁぁッ!?」
あれほど死を望み、生きた屍のようになっていたマリナは、狂ったように抵抗を始めた。
恋人を失ったことなんてもう頭になかった。
殺されたくない。生物の持つ原始的な感情が、全力で駿を拒絶していた。
そんなマリナの様子に、駿は冷徹の仮面を落とすまいとするのに必死であった。
もちろん駿にマリナを殺そうとする意思など、最初からない。
死に逃げようとするマリナをいさめるための演技である。
そのかいあって、生きたいという欲求が再び出て切れたようだが・・・これではまだ足りない。
もう二度と、自分の命を粗末にするようなことはさせないためにも、もう一押ししておかなくてはならない。
駿はマリナのために、あえて心を鬼にして演技を続けた。

「なんで嫌がるんですか?あんなに死にたがっていたんでしょう?
 ああ―――普通死ぬって言えば、痛かったり苦しかったりするのが普通でしたよね?
 安心してください。僕、こう見えて姉さんたちに鍛えられてますから。
 気持ちよく殺してあげますから―――!」

駿はそう言うと再びマリナの唇を無理やり奪う。
今度はただキスするだけではない。
暴れられないよう、押さえつけながら器用に胸をもみ、秘裂をいじる。
響香たち屍美女たちによって鍛えられた性技はすさまじく、マリナの抵抗力はあっという間にそがれていった。

「ハアッ・・・ハアッ・・・ハアッ・・・!」

抵抗する力を根こそぎ奪われ、ベッドに裸身をさらすマリナ。
そこに駿が何人もの屍美女を満足させてきた剛直の先端を、マリナの秘所に押し当てた。
自分はもうすぐこの子供に殺される。何度も何度もイキ狂わされて。
そう思うととても悲しくて。なぜか波が止まらなかった。
そして次の瞬間。マリナを殺す剛直が一気に彼女の最奥まで刺し貫いた。

「――――ッ!?」

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