PiPi's World 投稿小説

屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 275
 277
の最後へ

屍美女の大群 277

暴れ馬となった駿を何とかしたい佳代だが、あいにく彼女は潜水艦の運転から手を離せない。
彼女にできることは説得することと、せいぜい身体を押し付けて逃がさないようにすることだけだ。
しかし子宮口が駿の剛直とキスするくらい深くつながった状態では、その押さえつけもかえって逆効果であった。
H関係に関しては家族でもっとも強い佳代。
しかし強いと言っても快楽をまったく感じないわけではない。
かわいい駿を押さえつけようとすればするほど、彼女は快感に喘ぎ、駿を逃がしてしまいそうになっていた。
この時佳代はなんだかんだ言って、快楽に酔っていたと言わざるを得ない。
潜水艦の運転があったとは言え、後ろ向きに駿を抑えるということは死角からいくらでも攻撃できるということなのだから。
言ってもわかってくれない佳代に業を煮やした駿は、彼女を黙らせようとイスをつかんでいた両手を佳代の乳首と肉芽に伸ばした。

「ひあぅッ!?こ、こら駿坊、そこ・・・はっ!」
「もういいよ!わかってくれなくていいから・・・そこからどいてっ!」
「・・・ッ!」

プシャアアアァァァッ・・・!

佳代の抗議を無視して、駿は痛いくらいにつまんでいた乳首と肉芽をグリッとひねった。
その瞬間、佳代は悲鳴を上げることすらできず、胸から母乳、股間から愛液を噴き出させて盛大にイッてしまう。
もちろん佳代の体力なら、この程度何の問題はない。
しかし流れ込む絶頂の快楽に、全身から力が抜けるのだけはどうしようもない。
全身から力が抜けたそのわずかな隙を狙って、駿は佳代を突き飛ばして拘束を逃れる。
そして一目散に甲板に向かって走り出す。

「こ、こら待たんか、駿坊っ!行ってはならんっ!?」

佳代はすぐにでも追いかけたいが、それでは潜水艦が大変なことになってしまう。
彼女は何の意味もない叫びを繰り返しながら、その場に留まる他なかったのだった。

――――

カンカンカン・・・バンッ!

「お、お兄ちゃんっ!?」
「明日香っ!みんなっ!マリナさんたちはっ!?」

ひたすら上へ上へと走り続けること約10分。
ようやく甲板にたどりついた駿は、荒い息を繰り返しながら明日香に状況を聞いた。
突然やってきた駿の質問に、どう答えていいかわからない明日香はチラリと現場に視線を向けただけだった。
誰もがマリナたちに釘付けで、明日香も当てにならないとすぐに理解した駿は、もういいとばかりにギャラリーと化した家族の間に割り込んだ。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す