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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 263


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「佳代さん?言われたとおり、鳥のヒトを連れてきました」
「こんな危ないヤツ、私たちに運ばせないでよ!
 用があるならとっとと済ませてよね!」

そしてそれから10分後。
何も知らない真堂姉妹が、鳥女を連れて運転室へとやってきた。
小屋では静那を襲い、その後駿によって味方となった鳥女。
彼女は他の獣娘たちと違って十分な精を与えていないことから、万が一を考えて首だけ出した袋詰め状態にされていた。
露出を減らされると屍美女は力を出せないのは、周知の事実である。

「お〜、悪かったね。それじゃそいつを部屋に連れてきておくれ」

敵対心をあらわに文句を言うマリナを軽く無視して、入室を許可する佳代。
そして3人は何も知らないまま運転室の戸にらを開けると・・・。

むわぁっ・・・!

「うっ!?」
「な、何よこのニオイっ!?」
「・・・!」

突然生暖かい風とともに形容できない、不可思議なにおいが漂ってきた。
そのにおいに真堂姉妹は鼻をつまんで眉をひそめ。
鳥女はそのにおいに、興奮したのか袋の中で暴れ始めた。
いったい何のにおいなのか。
しかしそんな疑問も、佳代のいる運転席を見たとたんに吹き飛んでしまった。
そこには精液と汗にまみれてぐったりしている駿と、どれだけ搾り取ったのか、下腹部をわずかに膨らませ、いまだかつてない魔性の魅力を展開している佳代が、いた。
「何やってるのよ。駿くんバテてるじゃない。」
「・・・・・・」
佳代とやりまくりぐったりしてる駿と駿とやりまくってご満悦の佳代をみて怒鳴るマリナ。
それとは対照的に黙々と駿を解放しつつ駿の寝顔に惚ける留美。
「仕方ないでじゃろう。わしらは駿坊とセックスでしか、エネルギー補給が出来ないのじゃぞ。」
そう言う佳代はいとおしげに駿の頭を撫でる。
それは心底佳代が駿を愛している証拠のようであり、留美には佳代の行動が何となく理解できていた。
しかし、マリナの方は理解できないどころか、怪物ぶりを見せつける佳代を睨み付ける。
相手が不死身の怪物である事を知りながら、睨み付けれる度胸はある意味賞賛できるが…
だが、佳代はそんなマリナを全く意に介してなかった。

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