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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 259

娘の美羽は真面目に警備していることなんかお構いもせずに。
―――あっちこっちで繰り広げられる桃色事情や裏事情。
しかし命のかかった島脱出最中に、そんな平和な時間がいつまでも続くわけがない。
駿たちがいろいろやっている中、事態はゆっくりと、しかし確実に変化しつつあったのである。
最初にそれに気づいたのは、運転室で常時を楽しんでいた駿たちであった。

ピコーン・・・ピコーン・・・

「ああっ、佳代ママ・・・佳代ママぁっ・・・!」
「ふっ、あたしのオッパイは、ンっ、そんなにうまいかい、駿坊?んあンッ!?」

その時、駿と佳代は対面座位の格好で、情事を楽しみながら潜水艦の運転をしていた。
もちろん運転しているのは佳代で、情事に熱中しているのは駿のほうだ。
最初は駿が運転しながらのS○Xを楽しんでいたのだが、そのうち駿が情事に専念したいと言い出してこの形になったのだ。
駿ほどではないにしても、年若い少年、それも自分の孫に犯され、乳を吸われながら潜水艦を運転するというこの異常なシチュエーションにたまらないスリルと興奮を味わっていた。
もはや座席は駿の精液と佳代の愛液&母乳でぐっしょりだ。
さりとていいかげんにやっているように見えて、ちゃんとやるべきことはやっている。
佳代が敵が接近しているか、何気なくレーダーに目をやったその時。
快楽にとろけていた佳代の顔が瞬時に真面目なものとなった。
レーダーの端に敵影を表す光点が映し出されていたのだ。
「アンタ達っ!、奴さんおでましだよっ!!…ドックを出たら襲いかかってくるから準備しなっ!」
佳代がマイクでそう言うと、甘い一時を過ごしていた家族達は、目が醒めたような動きで配置につく。
最初に舳先が外に出て、外界を真っ先に見たのは響香と明日香の母娘だ。
特に響香は、外を見た瞬間呆然とした。
そこは神薙島で鰻湾と呼ばれる場所の一番奥だった。
細い通路のような湾は1km程の長さがあり、名前の如く鰻のように蛇行している。
幅は、狭い所だと50m、広い所でも100m未満で、幅広のこの艦にとってはギリギリだ。

しかも、両岸は高い崖・・・場所を殆ど選ばず屍美女が跳び移れる距離だ。
「早く出ないと…いくらなんでも不味いわっ!!」
響香は思わず唸るが、艦の速力は上がらない。
今の現状、徐行運転しかできないのだ。
故に佳代が艦橋からハリネズミのような機銃や機関砲を動かし備えているが…要するに最終決戦は避けられないと言う事だった。

そんな中、静那は再び艦橋最上部に戻っていた。
まず、ドックを出れば天井と近いここは、崖の上から真っ先に奴らが降ってくる。

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