屍美女の大群 217
絶頂直後だったこともあり、2匹の獣は本能的に股間をいじくる駿の手を押さえようとする。
しかし2人の手が届くより先に駿の指が動いた。
常日頃から鍛えられてきたその指は、まるで生き物のように2人の蜜壷の中を暴れまわる。
弱いところを重点的に、不規則な動きで獣娘を攻めていく。
5人がかりで攻めていたときとは比べ物にならないその指技に、牛娘と羊娘は挿入される前からKO寸前。
押さえようと伸ばされていた手は、いつの間にか自分の身体を支えるために使われていた。
「ど、どうですか綾子さんっ。ボクがちょっと本気を出せば、このくらい簡単なんですっ!」
どうだと言わんばかりに胸を張る駿。
しかしその前に攻められていたダメージは隠し切れない。
彼の呼吸は荒く、その疲労の色は簡単に見て取れた。
綾子と智恵美としては、ここで1つ休憩を入れてあげたい。
だがいつ敵が来るかわからない状況では甘いことも言っていられない。
綾子は心を鬼にして、行為の続行をさせることにした。
「あらあら駿君。ちょっと本気を出しただけでもうグロッキーなの?」
「ちょ・・・綾子ちゃんっ?」
「ちょっと本気を出しただけで疲れちゃうなんて・・・相変わらず駿君はだらしないな〜」
「ム・・・」
綾子の挑発に智恵美はあわて、駿は綾子の思い通りに不満をあらわにする。
綾子はその様子にほくそ笑みながらさらに挑発する。
「仕方がない。それじゃ情けない駿君に代わってこの娘たちをかわいがってあげるよっ!」
「ひ・・・やぁンッ!?」
綾子はそう言うと、抱いているブタ娘を後ろから突き上げながら彼女の乳首をいじりだす。
女同士でなければわからない、ツボを押さえた攻めにブタ娘は悲鳴を上げる。
最初は拒絶の悲鳴をあげていたブタ娘だったが、綾子の攻めに徐々に抵抗をやめ、従順に快楽を受け入れるようになっていく。
その様子に智恵美は綾子の意図がわからず混乱し、駿は抑えきれない怒りをにじませた。
それは1匹のオスとして、横から得物を掻っ攫われようとしていることへの怒りであった。
まして自分からメスを奪おうとしているのは、自分と毎日のように交わっている自分の女なのだ。
オスとして、これ以上屈辱的なことはそうないだろう。
おとなしい性格のはずの駿の心に、黒くドロドロとしたものが渦を巻いて大きくなっていく。
その娘は自分のものなのに。綾子さんも自分のものなのに。