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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 22


「うわあ・・・ひいおばあちゃん、すっごくキレイ・・・!」

初めて会うひいおばあちゃんを前に、明日香が思わずため息をつきながら感想を漏らす。
その言葉に新たなライバルの出現を予感したのか、響香が佳代の様子をすばやく聞いてきた。

「駿!?どう!?おばあちゃんの様子は!?」
「あ・・・うん、大丈夫。何か眠ってるみたいだ」
「寝てる?」

駿の答えにマヌケな声を出す響香。
智恵美に奉仕をやめさせ、自分も佳代の様子を見てみる。
昏々と眠り続ける佳代を見て、響香はまずはホッと安堵のため息をつく。

「どうやら大丈夫みたいね。
 何度もお母さんにイカされたから、正気に戻る前に気絶でもしたんでしょ。
 ほら、おばあちゃん。起きて。もうお昼前よ?」

お決まりのボケをかましつつ、響香は佳代を起こそうと揺り動かす。
しかしいくら声をかけても、揺り動かしても佳代は目覚めない。
刺激が足りないのかと響香は秘裂をいじったりキスをしたりしてみるが、わずかに呻くだけで目覚めない。
智恵美を蘇らせ、簡単に目覚めるだろうと思われた祖母佳代は、こうして屍美女から眠り姫に変わってしまったのだった。
「駄目だ何をやっても・・・お祖母ちゃん起きないや。ねえママ少し休ませてお願い。」
様々な前戯をした駿だったが、一向に目覚めない祖母佳代に駿はヘトヘトになっていた。
「駿ちゃん、大丈夫。ママの膝枕でお休みなさい。」
疲れた駿を膝枕で寝かせると智恵美は駿の顔を撫でて子守唄を歌い始めた。
♪〜♪♪〜♪♪♪…
「スースースヤスヤ、むにゅう〜」
智恵美が子守唄を歌い出すと駿は自然と眠りについた。
「ふふふ、駿ちゃんったらもう寝ちゃったのね。大きくなっても、私が子守唄を歌うと寝ちゃうのは変わらないのね。」
駿の寝顔をみながら大きくなっても駿の変わらない姿をみてほっと安堵する智恵美。
「本当に大きくなっても駿は駿よね。」
駿の寝顔をみて智恵美と同じく安堵した表情をする響香。
「お兄ちゃんはやっぱりお祖母ちゃんの子なんだね。」
駿の寝顔をみて智恵美と駿の母子の絆をしる明日香。
「その子守唄を智恵美に教えたのは駿坊の祖母である私なのよね。」

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