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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 204

それは何ともすさまじい光景だった。
おそらく目に付くものを片っ端から襲っていたのであろう、獣人型や金属型を何種類も触手に絡めて喘がせている。
触手の1本1本は指2〜3本くらいの太さだが、かなりの力があるのか、何人もの屍美女を空中に持ち上げた状態で陵辱していた。
何より驚きだったのは、その陵辱をしている本人がまだ子供であったことだ。
年齢は明日香か美羽くらい。10歳前後というところか。
長くてきれいな緑色のロングヘアーを揺らし、頭に巨大な真紅の大輪を揺らめかせ。
凹凸のないツルペタボディに無毛の秘裂をいじりながら、ロリコンでなくても欲情しそうな顔を浮かべていた。
見ただけで植物型で、男に飢えている危険な状態とわかる容姿であった。
おそらく背後の狐娘は目の前の少女に襲われ、逃げていたのだろう。
普通ならばそのままレズプレイ突入して終わりだろうが、彼女は駿の精液を浴びて理性を取り戻している。
さらに目の前の花娘は、性に貪欲な屍美女をあれだけ相手にしても満足できないような相手だ。
理性のあるなしに関わらず逃げ出したくなるものだろう。
わずか数秒で智恵美が事態を理解すると、花娘の自慰をする手が激しく動き始めた。

「フウゥゥ・・・ッ!ンアァァン・・・ッ!?」

花娘の喘ぎに合わせて捕らえられた屍美女たちの叫びも大きくなる。
まるで絶頂を競い合ったいるか、快楽のコーラスを聞かされているみたいだ。
やがて花娘は軽い絶頂を迎えたのか、自慰をするその指を止めた。
指を引き抜き、自分の顔の前に持っていく。そしてぺろりと自分の愛液をなめる。
しかしその表情にはまるで恍惚の色が見当たらない。
それどころか、圧倒的な飢餓感だけがぎらぎらとその目に光っている。

「・・・足リナイ・・・!モット・・・モットオォォッ!」

その瞬間、花娘は狐娘と智恵美をにらみつけ、屍美女を抱えたまま走り出した!
異常なほど目を輝かせて襲いかかる幼女。それを見た智恵美は一瞬で理解した。
この娘は絶対にこの場で倒さなければならない。
でないと自分たちを犯すだけでなく、駿を殺すまで犯すだろう、と。
最愛の息子にして最高の主人、つがいの危機に智恵美のおっとり脳は瞬時に戦闘モードに切り替わった。
島に起こりつつある不吉の影。それは花娘と智恵美の戦いを合図に始まった。

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