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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 203


ガサッ・・・!

そのとき林の向こうの茂みがはっきりと動いた。
どうやらついに『お客さん』がその姿を見せてくれるらしい。

(見ててね、駿ちゃん・・・!ママ、みんなを守って見せるから・・・!)

智恵美が決意も新たに薙刀を握りなおしたそのとき、茂みから何かが飛び出した!
普段は緊張感がなさすぎてひたすらユルいのが欠点の智恵美であるが、こんな時は緊張しないと言う長所が活きる。
『あら、大変…』と呟きながらもスッと下段に薙刀を構えて迎撃体勢に入る辺りはまるで箒を構えた主婦のようなノリであるが、その構えに全く隙が無い。
そのまま飛び出てきた物を一刀両断しようとした瞬間…智恵美の動きが止まる。
直感力に優れた彼女だけに、飛び出てきた物に殺気が無い事で動きが止まってしまったのだ。
智恵美が動きを止めた事で、それは智恵美の胸元に飛び込んできた。


ぽにょん…

智恵美の特に巨大な胸の谷間に収まった柔らかい物…
胸の肉からはみ出して見えるピョコンと立った黄褐色の尖った耳、更にフサフサの長い毛の塊が揺れるのが胸の下辺りに見える。
それは、どこかで見た事がある代物だった。
「あら?…あの時のワンちゃんかしら…」
それがかつて襲いかかって来た事など忘れているような呑気さでそう言う辺りが、智恵美の智恵美たる所以である。
さりげなく犬と勘違いしてる辺りも智恵美らしいが…


「〜〜〜っ!〜〜〜っ!」

しかし智恵美が狐娘を犬娘と勘違いするのも無理はない。
狡猾だった狐娘は、耳をぺたりと下げ、その尻尾を股の間にまるめ。
飼い主をようやくみつけた子犬のように震えていたからだ。
どうやらよほど怖い目にあったらしい。
いったい何があったの?智恵美がそう言おうとしたそのときだ。

ガサッ!

「「!!」」

再び林の奥から物音がした。その瞬間、狐娘は助けてとばかりに智恵美に強く抱きついた。
180センチのZカップの超乳におぼれつつも、必死に助けを乞う狐娘。
その正体は林の奥からゆっくりと姿を現した。

「・・・・・・!」
「アッ、アッ、アアッ!?」
「ヒッ、クヒィンッ・・・!」
「ハー、ハー・・・」

無数の喘ぎ声をまとわせて出てきたものに、智恵美は言葉を失う。
それは何本もの触手で同族である屍美女を何人も同時に犯している、屍美女だったのだ!

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