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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 199


「佳代ママっ!そのコに精液注ぐって言うなら、その前に私たちにたっぷり精液を注いでおけばいいじゃないっ!」
「そうよっ!おなかいっぱい食べておけばそのコに頼る必要ないじゃないっ!」
「私もそう思います。彼女たちに溜め込んでおける精液は量も知れていますし」

ものすごい剣幕で抗議する3人。その勢いに、屍美女はあっけに取られ、駿たちは怯えてしまう始末だ。
唯一冷静を保っている佳代は、3人の反論に何が言いたいのか大体理解した。
とは言え、彼女たちの意見は聞くわけには行かないのだ。
満腹状態ではどうしても動きが鈍る。
何よりそれでは駿への負担が大きすぎるし、補給ができないというのも問題があるからだ。
だが3人は・・・否、屍美女の面々はそれを聞かないだろう。
新鮮な精液を味わいたいというのもあるが、何より駿とHしたいという思いが前面に出ているのだから。
そちらの思いもよくわかる佳代としては、頭の痛い問題であった。
だが何が起こるかわからない以上、万全の体制で臨んだほうがいいと判断した佳代は、響香たちの意見を却下した。

「ダメじゃ。駿とまぐわっていいのは留美さんとマリナさんのみ。
 他は島から脱出するまで我慢すること」

そのとたんに次々上がる異議申し立ての声。
そんな中、留美が喜びのあまり思わずこぶしを握ってしまったことなど誰も気づかない。
とどまることを知らない抗議の嵐。
そのあまりの激しさに、ある程度予想していた佳代にも我慢の限界が訪れた。

「やかましいっ、静かにせんかっ!?
 そんなにHをしたいのなら、あたしがたっぷりかわいがってやるっ!?」
『・・・・・・ッ!?』

佳代の言いたいことを即座に理解した面々は思わず、黙って動きを止める。
そのスキに佳代はどこから持ってきたのか、布団にかけるシーツを投げ網の要領で響香たちに放り投げる。
肌の露出できない屍美女は思うように力が出せない。
シーツに覆われた家族たちはあっという間に無力化され、サンタクロースのプレゼント袋よろしく捕獲された。

「駿坊。あたしはちょっとこの聞かん坊たちにお灸をすえてくる。
 その間に留美さんにたっぷりと精液を注いでおくれ。
 それと何かあったらすぐにあたしのところに言いに来るんだよ」
「「は、はい・・・」」

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