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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 196

単純明快な答えで拳を叩きながら笑う綾子…普段、考えが浅いと言われがちだが、こう言う時にも前向きになれるのは良い所かも知れない。
「その通りでございましょう…目の前の敵を倒す、方法はそれだけの事」
同じく切り替えの早い静那が、鉄弓と鉄矢を取り不敵に笑う。
それを見た家族達も、めいめいに武器を取り臨戦体勢を整えていく。
そんな彼女達を見て、佳代は安心すると共に、彼女達の意外な逞しさを見て頼もしく感じていた。
そして、駿も…

駿は佳代に抱きつくと、上目使いに見上げながら言った。
「佳代ママ…僕も、力になりたい…」
駿の言葉に佳代は驚き、彼女にしては珍しく取り乱した表情となる。
彼女達にとって、駿だけは…駿だけはどんな事があろうと守らねばならない存在である。
失うような事態は…考えたくもないのだ。
「駄目っ!、駄目じゃっ!!…駿坊に危険が及ぶ事などできる筈ないじゃろ!…いい子だから、もう安全な船に行くんじゃ!!」
彼女にしては珍しいぐらい激しく狼狽気味に駿に言うが、駿は首を横に振る。

そして、駿は自分のペ○スに少し残った白濁汁を指で掬い、佳代の熟れて潤んだ秘裂に塗り込む。
その僅かな量だけで、佳代は心と身体が満たされ、蜜壷が蕩けそうになるのを感じていた。
「僕、佳代ママ達のペットだし、食料なんだよ…だから戦うみんなを元気にできると思うんだ」
駿は駿なりに自分の役割を理解していた。
彼は、大好きな家族と幸せに暮らせるならペットの立場すら幸せを感じれた。
だから、彼女達の力になる為に何かする事が嫌な筈も無かった。

むしろ、家族と離れ離れで待つ方が苦痛だったのだ。
「だから、みんなが気持ち良く戦えるように、僕を沢山食べて!…僕、頑張って沢山出すから」
そう言って駿は佳代の乳を吸いながら、おねだりするような視線を向ける。
正直、佳代だけでなく、全員この駿の視線に弱い。
確かに危険だが、近くに駿が居てエッチしながら戦える環境は、確かに最高であり負ける気すらしない。

何より、駿公認の食べ放題と来ている。
普段からヤリたい放題やっているとは言え、本人公認とあっては無碍に断ることもできない。
沈着冷静な佳代も、さすがにこれには言葉に詰まる。
佳代はわずかに逡巡すると、迷いつつも答えを出した。

「し、仕方ないの・・・。ダメじゃと言っても聞きそうにないし・・・。
 その代わり、あたしらの言うことはちゃんと聞くんじゃぞ?」
「・・・!うんっ!」

満面の笑みで答える駿。その笑顔に屍美女の家族たちは罪悪感とともに、キュンと胸が高鳴るのを感じた。

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