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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 193

そこでは…
朝からまだ続く駿とマリナの絡みがあった。
一見すると、騎乗位で駿にマリナが跨がっているように見える。
だが、マリナの様子は嵐に揺れる船の帆柱のようで、駿の突き上げにただ揺られていた。
既に叫び疲れたのか、うめくような声しか出ず、快感なのか苦痛なのか解らぬ表情になっている。
そして、妊婦のように膨れた腹が…駿に幾度となく膣内出しされた事を物語っていた。
しかし、駿の方は平気そうである。
むしろ、ようやくマリナの膣が良くなってきて、調子が出てきたぐらいだ。

「マリナさんの膣内気持ち良くなったよ。
もう少し遊べそうだな。」
「や…やっ、ああ…んあ〜」
新しい玩具を手に入れて小さな子供の様に御満悦の駿は腰を激しく動かしマリナを突き犯す。
犯されるマリナはすっかり駿のされるがままであった。
「美羽、あの女もやっと自分の立場と言うのも理解したようだな。」
「駿兄と私達に逆らうなんて馬鹿よね〜お母さん。
まっこれで、あの牝も逆らわないと思うわ。」
駿にレイプされ性奴隷となったマリナが可笑しくて仕方ない綾子と美羽は手を作業しながらマリナを嘲笑っていた。

「彼女がもし、逆らっても今度は誰も味方何かしないのは確かね。」
響香は作業を手伝いながらマリナを睨んでる留美に指を指す。
留美は成り行きとは言え大好きな駿が自分の姉とやってるのを見てると無性に不機嫌であった。
屍美女の佳代達には敵わないと思うが、同じ人間の姉に駿を取られるのは不快で仕方なかった。
これが真堂姉妹の立場が次第に逆転していくなるきっかけの始まりであった。

――――

一方その頃。駿の元を離れた狐娘は、生誕の地である施設跡へとやってきていた。
自分が生まれたときと風景が変わっていることには驚いたが、ここからものすごい女のにおいがしてくる以上、間違いはない。
できればここには戻ってきたくなかった。
ここの仲間を利用するということは、男の奪い合いがさらに厳しくなるということだからだ。
だが。駿のまわりにいる女たちは、外に出ている連中を撃退するほど手ごわい。
もはや狐娘に残された手段はこれしかなかった。
狐娘はにおいの強いところを探り当てると、そこで必死になって穴掘りを始めた。
どうやら穴を掘ってそこから封印された仲間たちを引きずり出すつもりらしい。
しかし石やらコンクリートやら、硬いものも入り混じった土を素手で掘り返そうなど、気の遠くなるような作業だ。
そのうちあきらめることになるだろう・・・そう思われたそのときだ。

「・・・?」

ふと狐娘が急に土を掘り返すその手を止めた。
自分の行動の愚かさに気づいたのかと思ったが、そうではない。

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