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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 20



…次の日。
駿の体力が回復したのを確認した響香は、祖母がくるまれたムシロを持ってくる。
80歳で大往生を迎えた祖母、佳代であるが…恐らく、若い姿になっているのだろう。
胸の辺りの盛り上がりも相当だが、智恵美程では無い。
佳代を前にする駿達…だが、智恵美だけは柱の陰に隠れて出てこようとしない。
「ママッ、何やってんのよっ!…ここでママには頑張って貰わないといけないんだからっ!」
智恵美を呼ぶ響香に、智恵美は半泣きになりながらイヤイヤと首を振る。

「だってえ…お母様…恐いんだもの…」
それは、本当に子供が親を恐がる表情そのものであった。
「何を言ってるのよっ!…お祖母ちゃんだって、このままにしておけないでしょ!!」
響香の声にも、智恵美はイヤイヤをして近付こうとすらしない。

響香や駿の脳裏に残っている科学者だった祖母のイメージは…多少変わっているが、孫達には優しい祖母だった。
その変わりようから、駿や明日香は小さい頃、本気で『お祖母ちゃんは魔法使い』と思っていたぐらいだ。

この不思議な家も、科学者の祖母と技術者の祖父が作った様々な仕掛けがあったりする。
そんな『多少変わり者』と言うイメージはあるものの、恐いとか、厳しいとか言うイメージは駿達には一切無い。
智恵美の恐がる意味が理解できないが…実際、佳代と智恵美が母子だけに色々あるのだろう。

ただ、色々あっても智恵美のテクを必要としている以上、そんな事は言ってられない。
抵抗する智恵美を明日香と二人で無理矢理引っ張って、佳代の所に連れて行った。

「じゃあ…開くわよ!」
智恵美を連れてきた響香は、佳代の下半身のムシロを開く。
出てきた祖母の肢体に、全員が驚かされ息を飲む。
「綺麗…」
明日香の口から月並みな言葉しか出ないが、祖母の肢体は予想以上だった。
程よい肉付きの下半身と、白い裸にアクセントを付ける黒い叢…
全てが均整取れ過ぎていて綺麗だけで表現できるレベルでない。
響香が包容力ある女神の美しさ…明日香が可憐な天使の美しさ…智恵美が卑猥な淫魔の魅力だが、祖母のはそのどれとも違う。

言うなれば、どこまでも妖しく、刺激的なまでに艶やか…
妖艶な魅力を湛えた悪魔的な肢体と言う表現がぴったりなのかもしれない。
「さあ、ママッ!…お祖母ちゃんを何度かイカせて頂戴!」
響香は駿の体力温存の為に智恵美に促すが、ここに及んでも智恵美は尻込みしている。
「明日香がちえママのオマタ、ナメナメしてあげるからしようよ、ねっ!、ねっ!」
孫の明日香にまで宥められる始末である。
「ねえ、ママ…お祖母ちゃんが終わったら、好きなだけ僕を抱っこしていいから…」

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