PiPi's World 投稿小説

屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 17
 19
の最後へ

屍美女の大群 19

そのスキに響香は駿を智恵美から隔離する。
こっちもこっちで、ひどい母親である。

「明日香ッ!おばあちゃん、身体持て余しているみたいだからちょっと相手してあげなさいっ。
 私は駿を休ませてくるわッ!」
「あ〜ん、響香ちゃん待ってぇ〜。私も行くぅ〜!」
「「むぐうッ!?むぐ、むがが・・・ッ!?」」

駿をあからさまに独占しようとする響香と、それを追う智恵美。
2人の巻き添えを食らった駿と明日香は2人の胸の中で酸素を求めてもごもごともがいていた。
駿はともかく、屍美女の明日香に必要なのかははなはだ疑問だが。
とにかくこうして騒がしい中、島での2日目が過ぎていった・・・。

――――

その頃。駿たちからさほど遠くないところで、逃げ出した幼馴染が彼らの様子をうかがっていた。
身体のうずきに耐え切れなくなり、スキを見て駿をかっさらおうとやってきたのだ。
しかしそこで見たのは鉄壁の布陣の中、楽しそうにしている響香たちの姿であった。
おまけに知らない女が1人増えている。
2人がかりで自分は捕らえられたというのに、あれでは手の出しようがない。
行けば間違いなく自分は返り討ちにされるだろう。
幼馴染は息を荒げ、激しい自慰行為で自分を慰めながらそう判断した。
1人で逃亡生活を送っていた彼女は、ずっと1人で自分を慰め続けていた。
しかし性欲は留まるどころか、エスカレートするばかりでもはや1人で抑えるのは限界に達しつつあった。
そのせいか、彼女の身体はさらにみだらな成長を始めた。
胸は島に来た当初より確実に大きくなっており、乳首からは白い液体がにじみ出ている。
さらに身体からは男を魅惑するような甘いニオイを発し始め、腰はさらに細く、尻はさらに大きくなっている。
今でこそ智恵美には及ばないが、放っておけば彼女以上の身体に変化するのではなかろうか?
しかし己の身体の変化に気づかない幼馴染は、男をあきらめ悲しそうな様子で森へと帰っていく。
向かう先は偶然見つけた森の洞窟。その奥にある泉で身体を冷やし、自らの性欲を抑えるつもりだ。
もっともそれでも彼女の性欲は完全には抑えきれず、よけいに苦しい思いをすることになるのだが・・・。
彼女の救われる日はまだ、遠い――。

――――

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す